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【膀胱炎は放っておくとマジで危険】腎盂腎炎で、死にかけたお話

 
膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

女性に多いといわれている膀胱炎。頻尿、排尿の終わりごろの痛み、残尿感といった症状を経験された方も多いのではないでしょうか最近ではボーコレンなど市販薬も出ていますが、「放っておけば治るだろう」と楽観視するのはとても危険です。というわけで、膀胱炎を我慢しすぎて発熱、10日間の緊急入院した私が、膀胱炎の怖さについて記していきたいとおもいます

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膀胱炎とは、そもそも何か

膀胱炎を放っておいたら、危うく死にかけたお話

膀胱炎の主な症状として、頻尿、排尿の終わりごろの痛み、残尿感といったものがあります。原因となる微生物は80%が大腸菌といわれていますが、女性の場合は腸内細菌が肛門から膣に侵入し、膣で繁殖した菌が尿道、膀胱と登っていって膀胱に炎症を起こす、ということもあるようです。

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

女性は肛門や膣が尿道口と近い上に、尿道が約4cmと男性の1/4の長さしかないため、菌が侵入して膀胱まで到達しやすい構造になっているそうです。また夏は汗をかいて脱水傾向になりやすく、尿量が減って細菌を洗い流しにくいため、冬より膀胱炎を起こしやすくなるそうです。(参考記事:膀胱炎の正しい知識と治し方 | 同友会グループより引用 http://www.do-yukai.com/medical/96.html)

 

膀胱炎を放っておいたら、とんでもないことになった

膀胱炎を放っておいたら、危うく死にかけたお話

トイレを我慢し続け、起きたら膀胱炎になっていた

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

あれは2019年の夏のこと、あまりに疲れていて16時間くらい、ぶっ通しで寝てしまったのです。トイレに行きたいとうとうとしながらも、寝たい気持ちがまさり寝続けました。起きてからあわててトイレにいきましたが、終わった後も残尿感が消えませんでしたその後も排尿時に痛みがあり、膀胱炎に効くという市販薬を購入しました

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

また水もたくさん飲み、トイレに多くいくようにしました。今までならすぐに泌尿器科にいっていたのですが、はじめてではなかったので、すっかりなめており「市販薬を飲んだから大丈夫だろう」と放っておいたのです。これがあとでとんでも無いことになると知らず

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一週間後に、腹部にキリキリするような痛みが

膀胱炎を放っておいたら、危うく死にかけたお話

だんだんと排尿時の痛みは段々消えていきました。いつも抗生剤がききはじめると、この「排尿時の痛み」が軽減されていくので、「ああ、市販薬が効いているのかな」とおもい、残尿感はあれど、とくに支障はなかったので、膀胱炎のことはだんだん気にしなくなって行きました

異変が起きたのは1週間後のこと腹部(右)にとんでもない、キリキリとした痛みを感じるのです。 あたためると少しはマシになりますが、痛みは止まらず、寝てもたってもなにしても痛い。ただそのときは筋肉痛かなにか、くらいにしか思っておらず、「しばらく経てば治るだろう」と我慢して仕事もしていました。

 

熱が39度まであがり、全く下がらない

膀胱炎を放っておいたら、危うく死にかけたお話

腹痛は3日経ってもおさまらず、ついに発熱。朝には微熱だったのが、昼すぎには39.5度に達して超えるようになりました。風邪でもひいたかな、とおもい、さすがに休みを取って病院にいくことに。たまたまかかりつけの婦人科が近くにあり、「子宮ガン検診」の結果をもらいにいくついでに見てもらうことにしたんです。お腹だけでなく背中にも痛みが生じ、ただそれも「熱のせいかな」とこれまた軽くみていました。

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異常な白血球値、看護婦さんたちの異様な動きに動揺

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

「お腹が痛い」「発熱」という時点で先生はなにかピンときたのでしょうか血液検査をしたら「白血球値」が異常なまでに高く「盲腸」か「他の病気」の可能性があるから、いますぐに大きな病院で見てもらったほうがいい、と。看護婦さんたちが急いで電話をかけているのをみて、「え、まさか手術…まさか..」と。膀胱炎のせい、というのがそのときはわからなかったので、不安で頭がいっぱいになり、どうなるのだろうと、自身の意識が遠のいていくのを感じました。熱があるのもあいまって、トイレにこもって何度か吐きましたが、「一刻も早く検査をしないといけないから、紹介状をかきますね」と冷静だったので少しほっとしました。

 

まさかの、大きな病院へ緊急搬送

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

近くに大きな病院があり、そこから受け入れOkの連絡がきて一刻もはやくいったほうがいいとのことで、病院からお迎えにきてもらうことになりました。意識がいまにも飛びそうだったので、母を呼び一緒に乗車してもらい..。吐き気を我慢しながら、流れるまま車にのり、そのまま病院の緊急治療室へ。また病院の事務員の方が、「ちゃんと検査して処置すれば大丈夫ですからね」と、丁寧な声をかけてくださったのをぼんやりとおぼえています。(かかりつけのお医者さんの的確な判断があってほんとによかった….)

 

盲腸かと思いきや、痛みの原因は「腎臓」だった

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

病院につくと車椅子に乗せられまして検査室へ。盲腸だったら、と手術の準備が並行してなされていました。腕に点滴用の針を固定され、そこからものすごい量の血をとられ、尿検査にCT.. 手術に影響があるということで、ペディキュアも落とされました。

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

でもCTをとって画像診断してみると、はれているのは盲腸じゃなくて腎臓だったんですよね。泌尿器科にはこばれ、診断は腎盂腎炎 (腎臓に細菌が感染する病気)でした「なんだ手術しなくていいのか」と思ったのもつかの間、ドクターは「入院が必要ですね、10日は見ておいてください」と。

腎盂腎炎は、尿道の出口から侵入した細菌が尿路をさかのぼり腎盂に達することで起こるそうです。10日って結構な長さですよね…。そもそも日帰りで帰れると思っていた私は言葉も出ず、「なんでもっと早く病院にいかなかったのか」を心底後悔したのでした。むだに我慢(放置)しすぎたために、薬を飲めば治った病気をここまで重症化させてしまったのですから。

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そこからが悲惨、ひたすら高熱と戦う毎日

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

大変なのはここからでした。細菌感染が原因であるため、治療は「抗菌薬による薬物療法」が中心となります。といってもとても原始的なもので、

  • 抗生剤を点滴でいれて、
  • 生理食塩水を常に投与して
  • 水分もたくさん摂取して、
  • トイレにたくさんいって、
  • 腎臓から細菌を洗い流す

という、しかしこれが思っている以上にたいへんなんですというのも熱は39度を超えているので意識は朦朧として、腎臓が炎症をおこしているので、物理的にお腹も背中も痛いわけです。

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

熱がでて解熱剤を入れて、の繰り返し。熱があがりはじめると夏にも関わらず、歯がガタガタいうくらいに寒くなってくるんですよ。でもマックスまで熱をあげないと解熱剤は打てないらしく「もう少し我慢してね、保温しよう」と布団を3枚かぶって2時間熱が上がり切るのをひたすら待つ。ホッカイロをはっても寒い、39度中まであがってようやく解熱剤を投与してもらって、っていうのを延々とリピート、身体が細菌と戦ってくれていたんですね。それが1週間くらい続きました。

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2時間おきのトイレで、ほとんど眠れず

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

相当量の点滴を投与していて、また熱で喉はカラカラ。すごい量の水分をとりますので、とにかくトイレに行きたくて仕方がないんです。だいたい1.5時間…我慢できても3時間….なので夜眠れないんですよ!

睡眠薬をもらってもトイレに行きたくて起きますし、頭がいたいし熟睡ができない。点滴のスタンドにはりついて、はって動くその姿は、一般の人がみたら幽霊そのものだったとおもいます。

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

しかもようやく眠れても朝6時から、血液検査だったり、先生の回診だったり治療に専念してるんだけど、全然休めず、精神的にもヤバかったとおもいます。家が近く家族が、毎日ごはんのときに付き添ってくれていたのですが、ひとりだったら辛くて泣いていたかも..

 

膀胱炎になったら、迷わず病院へいきなさい

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

高熱がやんだのが、治療開始から8日目。結局先生の予想どおり、10日入院することになりました。入院費用は、食事や、パジャマセットレンタルなどをいれてトータル13万円。(このうち3万ほどは高額医療費控除でかえってきて、都民共済から10万、傷病手当金で10万近くでたので、大きな損害はなかったですが、しばらくふところは痛みました..) 退院後もすぐに動けるわけではなく、仕事にいくまでに1週間ほどリハビリが必要でした。

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

もし「膀胱炎っぽいけど、放っておいて平気かな」「いや、あと3日くらい様子をみて..」と思ったら迷わずに病院(泌尿器科)にいってください早めの段階であれば尿検査と診察、必要な薬を処方してもらうだけなので、2000円前後ですみますし、薬を飲みきれば1週間程度でしっかりとなおります。自然治癒を待っていると、とんでもないことになりますので..

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まとめ

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

というわけで膀胱炎のあれこれをまとめますと、

  • 残尿感、排尿時の痛みがあったら要注意
  • 膀胱炎は、誰でもなる可能性がある病気である
  • 放置すると細菌が腎臓にはいり、えらいことになる可能性がある
  • 市販薬もいいが、心配ならば絶対に医療機関へいくべし

とのことでした。

ちなみにちょうどかかりつけが婦人科も兼ねており、「子宮頸がん」の検査結果が陰性だったので、そこらへんの検査はなかったのですが、それがなかったらそっちの検査もされていたのかも..これでもまだ抗生剤と、適正な点滴で治癒できたからよかったものの、もう少しで背中から管をいれて膿をだすか、ひどくなると腎臓摘出かになっていたと、「相当重症でしたよ」といわれました..

膀胱炎を放っておいたら、腎盂腎炎になって緊急入院した話

ただの膀胱炎、と思ってなめたらアカンです自分で「たぶんこうだろう」と判断するのも大変危険です。「なんかおかしいな」と思ったら、もう迷わずお医者さんへいきましょう。それをサボったがために、緊急入院..手術..となっては、もともこもないですからね。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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