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「大航海時代」が意外と身近な件

2019/03/24
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

 

海外取引をしていると、

避けて通れないのがトラブルで、

何が起きたときどうするかって、

ひとまず、最初に立ち戻る。

60何日、陸地、海上、空を、

いくつもの国境を行き来する間に、

通貨の価値はかわり、

季節は変わり、

世界情勢も変わり、

もう、とにかく、いろいろある。

一番びっくりしたのは、

ギリシャ向けに高額な貨物を送って、

そろそろ着くかなーってときに、

国自体が経済破綻したこと。

あとは、タイの暴動で、

税関前でデモ隊が動かず、

通関が長らく通せなかったり。

フィリピンの市長が、

「渋滞するから、コンテナを運ぶ

トラックは昼間通っちゃだめね」

ってお達しをいきなり出して、

何十隻という世界中からきている船が、

港に荷物を置いていくけど、

国内にはけず、

次第に荷物をおろす場所がなくなり、

何十隻もが沖待ちになり、

何週間も、海の上に放置されたり。

事実は小説より奇なりとは、

よくいったもんで、

それは、もう、想像を

超えるような出来事がたくさん。

もう、ぜったい、

トラブルって避けられなくて、

トラブルを見越して、

免責事項は必ず儲けて、

なにか起きるだろうことは、

覚悟で、取引する。

言語も違うので、

・何があった時どこの国の法律を採用するか

・何語の翻訳をベースとするか

・それでも争いが起きた場合、

 どこの国に仲裁をお願いするか

とか、とか。

言い方がむずかしいのだけど、

簡単にいうと、とにかく、

スケールが、むちゃくちゃ大きい。

ブラジルに送った書類が、

黒ペンじゃなくて、「紺色のペン」

でのサインじゃないとだめって

言われて、一刻も早く出すために、

シンガポールの代理店へ電話をして、

かわりに書き換えて送ってもらったり。

どっちでもいいやんとおもうけど、

偽装防止のため、ブラジルの税関が、

どうしても、紺じゃないとだめだと。

(詐欺があるんだろうなー)

と、正義を貫いているかと思いつつ、

明らかにおかしいタイミングで通関がきれて、

中身絶対みてないやん、とか、

むしろ、きっと、賄賂渡したなー、

とか、めちゃくちゃなことも、

たくさんある、けどそれも醍醐味。

大航海時代に起こった商業革命が、

いまもその痕跡を残しつつ、

時代にあわせて形を変え、

現代にも引き継がれているって、

その形がおもしろい。

いってみれば、

日米修好通商条約があって、

日本が開港したのなら、

いま日本中の港が開けているのも、

そこからずっと続いているんだよなーとか。

船荷証券(B/L)がいまもあるのも、

大航海時代、ネットも、

通信もない時代のなごりで、

割といまも、昔の仕組みを、

そのまま使っているものっていっぱいあって、

そういう仕事をずっとしているからか、

あんまり歴史を、学として捉えていなくて、

どっちかっていうと、

”実用的な経験値”として、捉えている。

人がやることって、

いつの時代もそんなに変わらない。

国と国の取引きって、

ほんとに飽きない、おもしろい。

広くて、深くて、とてつもなく大きい。

なにより、そこに、

そのど真ん中にいられることが、

とてつもなく幸せ、

いろいろ頑張ってきて、

よかったなーとおもうし、

思っていたほど遠くなかった。

友達がおもしろい会社にはいって、

「ちょっと面白いお仕事あるんだけど」

って言われて、

「ほうほう、なに?」

って気軽に聞いてみたら、

南極ツアーの現地同時通訳だった、

日当25,000円、10日で25万円、

「南極にただでいけるよ!」

って、なんか、それ、

希少価値はたかいけど、

お得なのか、お得じゃないのか、

もはやよくわからない。

とりあえず、

3年後まで保留にしてもらった。

面白い仕事がいっぱいやってくる。

時代を変えるひとになりたいなーとおもう。

たとえば、大昔、

香辛料が海外からいきなり入ってきて、

食物の保存が可能になったりとか。

そういった革命をなにか。

物がはいることで、知識がはいることで、

なにもかもが変わることって、

ぜったいにあって、

なにができるかなーって

最近よく妄想している、

夢っていうか、近しい目標。

爆弾以外のものは、

どこへでも運べるとおもう。

(唯一断った案件、実際どうやるんだろー)

うーん、

やりたいことはじからやっているけど、

これからも、やりたいことがいっぱい。

まったく違って見える、

違う世界だとおもうなにかも、

絶対自分のなにかに繋がっていて、

そこの線がみえたとき、

いっきにおもしろくなっていく。

考えたいのは、いつも、

どうしたら、どうしたらできるか、で、

持つべきものは情報で、勇気じゃない。

その背景になにがあるのか、

どこがどう繋がってこの結果なのか、

物事の裏には絶対物語があって、

すべてが、すべてが、繋がっている。

暮らしは変われど、

基本的なものはいつの時代も、

変わらないんだなーと、

同じ事象をどう見るかで、

わくわくもすれば、退屈とも思える、

すべて自分次第なんだなーと。

世の中ってよくできているなー

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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