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【徹底解説】独学で通訳者になるには⑤| 留学掘り下げ編

2019/02/13
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

 

「独学で通訳者になるには」シリーズも3編目に突入しました。

留学の部分メリットをもう少し掘り下げてお伝えしたく今回番外編を作成しました。

短期間でネイティブのようになれる魔法はないですが、留学で得られるものはたくさんあります

このページでは、短期滞在と、留学ではなにがちがうのか。

実際にどんな力がつくのか、を細かく解説していきたいとおもいます。

 

短期滞在と違う、留学のメリット5個

 

通訳に必要な経験を積むという視点でみると、場数・経験値・成長実感を感じることがイチバンなので、前回お伝えした短期滞在でもいいでしょう。

それでもあえて留学することのメリットもあるひとつひとつご紹介していきます。

 

他国で生活することの大変さ・楽しさを知り、大きく成長する

 

他国で生活をするって、物凄く楽しいこともあれば、とてつもなくしんどいこともあります。

わたしが留学時びっくりしたのは、カナダの消費税が17%と高かったこと。

でもよく調べると、バンクーバーではそのおかげか医療制度が充実していて現地の人は医療費がかからない仕組みになっていたのです。

仕組みはすごいけれど、外国籍のわたしは高い消費税を払って、医療費も負担しなければならない

だからといって、お仕事をするためには、申請をして、長い申請をくぐり抜けなくてはならない

ビザは1年で確実に切れる、残るためにはスポンサー(この子を雇いますよという会社)が必要

ただ生きていくことがこんなに大変だとは、留学しなければ気付かなかったでしょう。

恵まれていることに気付けた、この経験自体が、いまは尊い経験です。

 

日本の良いところに感謝し、人にも伝えられるようになる

 

私は留学してから、国籍の捉え方が大きく変わりました

そもそも、以前は国籍なんて考えることすらなかったのですが。

国籍というのは、「この国に住んで、生活していいよ」「お仕事をしたかったらしていいし」「外国に行きたかったら、証人になってあげるから行っておいで」という、最高に自由のパスポートだと気付いたのです。

政治に不満が芽生えても、施策に文句を言うのではなく、自分もイチ国民として恥じない生き方をしよう、と思うようになりました。

そしてそう思っていると、不思議と、日本の良いところがたくさん目に入るようになったのです

 

世界中に友達ができ、その人脈が将来に生きていく

 

留学のなかでも大きなメリットがこれ、人脈ができることです。

本編【徹底解説】独学で通訳者になるには③ 留学編大学への交換留学カレッジへの入学をお勧めしている理由はここにあります。

苦労しながらも、一緒に何かを学んだ経験は人の絆を強くします

何かに向かって努力できる、有志の友達を世界中に作ると自分の生活が豊かになります。

たとえば、仕事でスペインにいくときに、どこのランチがおすすめかな~。とか。

調べるまでではないけど、知っておきたいことが気軽に聞ける人がいるって結構大切です。

わたしも英語の解釈でどうしても困った時は、シンガポールの親友にポイントだけ送って「これあっている?」と確認することもあります。

だいたいLINEなので一瞬で返ってくるし、お互いの勉強にもなるので、「これいいね~」とふたりでよく話しています。

ある意味では、仕事の枠を飛び出している、ともいえますね。

あまりプライベートと仕事の隔たりは、ないです。

 

物怖じせず、意見を主張する力がつく!

 

「空気を読む」という文化は大抵よその国では通用しません

例えばご飯を買いたいな~とおもっても、メニューがわからない、読めない、どう注文していいかわからない、話しかけるのもこわい。

だからといって立っていても永遠にご飯が出てくるわけではありません

自分の気持ちを、必要な時に言葉にしないと、欲しいものはなにも手に入らないのです。

わたしは最初伝わらず「Uh?(あん)」と言われることが苦手でした。

出来るだけ、静かに、目立たず過ごしていたい

でもそうしていると、ひどい日にはバスにすら止まってもらえない

「わたし乗るよ!!」主張しなければ、バスすら止まってくれないのです。

言い換えると、「外国で生き抜くためには堂々と図々しくなる」必要があるのです。

この主張する力を鍛えておくと仕事で役に立ちますから、主張が激しい世界でも堂々としていられるよう訓練しておきましょう

 

習慣や文化を理解することで、余計な心配をせず人生がシンプルに

 

文化や慣習を知ることは、結果的に、争いや余計な勘違いを防ぐことになります。

例えば、外国の方とふたりでお食事にいくとき。

日本ではひとつひとつ相槌を打つのが「お話しきいているよ~」という合図なのに対し、外国では「じっと相手を見ること」が聞いている合図だったりします。

これ、知らないと、実際になったときに凄くびっくりするんです。

「わたしの話しつまらないかな?」「何考えているんだろう」

色々考えてしまいますが、相手はただ一生懸命話しを聞いているだけ、だったりします。

留学をしていると、このような「え?」となる慣習の違いを何度も体験します。

そして繰り返すと、小さなことには動じず「そういうものかな~」と受け入れられるようになっていきます

 

まとめ

 

というわけで、番外編では、留学することのメリット

  • 他国で生活することの大変さ・楽しさを知り、人の感情がわかるようになる
  • 日本の良いところに感謝し、人にも伝えられるようになる
  • 世界中に友達ができ、その人脈が将来に生きていく
  • 物怖じせず、意見を主張する力がつく!
  • 習慣や文化を理解することで、余計な心配をせず人生がシンプルになる!

という5つをご紹介しました!!

留学のメリットは、英語力が上がることだけでなく、人として成長できるところにあると思っています。

マストではないですが、興味がある方にはぜひトライしてほしいなとおもいます。

 

そして、終わりに。

 

私は自由とは、選択肢があること、だとおもっています。

そして日本という国に生まれただけで、「留学(他の国で生活する権利)をするかしないか」という選択肢をもらえたことは個人的には凄く有難いことでした。

 

もう一回する?って言われたらおそらくしませんが…(凄く大変なので…)

でも、確実にいえるのは、留学の経験がなければいまのわたしはいないということです。

留学時、多くの手を差し伸べてもらい、励まされ、笑い、数え切れないほどの愛情を頂きました。

そんな、ホストファミリーへ感謝の想いをこめ、この記事を書きました。

全てがあっていまがあります、全ては繋がっているんですね。

 

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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