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通訳になった今、「英語が話せることの価値」を考える

 
待つことのメリットと、大切さ
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

ふと気がつくと、私の周りは英語を話す人で溢れている。仕事もプライベートも、情報を取る先も。でも最初からこうだったわけではない。根っからの日本人家庭で育った私にとっては、英語を話すことなんて到底ムリだと思っていた。留学時代もまったく話せなくて、自分にイライラしてばっかりだった。さいきんまた新たな世界がみえてきたので、前線で働いている今あえて「英語が話せる価値」についてまとめておこうとおもう。

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「英語話せる人いないの?」とキレられた留学時代

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

23歳のころ、どうしても諦めきれなくてカナダへ留学したそこで貿易を専攻し、現地の物流会社でインターンをした無謀な挑戦だったけど「なにができないかわからなかった」ので、若さで押し切ったのだ。結果は散々だった、「思ってることが伝えられない」し、「言われていることもわからない」。あきらかに邪魔しかしていなかった。「外国にいけば英語が話せる」と思っていたけど、全然そんなことはなかったのだ。むしろ自信をなくすばかりだった。

 

聞き返されるのが怖くて引きこもる

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

「ホットチョコレート」を頼んでも発音が通じなくて、最終的にメニューを指差して注文したり、文字を打ったり。コミュニケーションが取れないと、欲しいものが手に入らなかったり、意図していないことが起きたり、不自由だらけだ。何をいっているかわからないとき、「Huh?(え?なに)」と強く聞かれるので萎縮してしまって、余計に何も言えなくなった出来るだけ会話をしたくないとおもって、家に引きこもったこともあった。

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英語を話せる人に共通すること

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

「私には向いていないんだ」と諦める手もあったけど、それだけはできなかった。なぜかって、それはたぶん(日本語で育ったのに)英語が話せる人は、相当な時間をかけて、努力し続けた人」だということをわかっていたからだとおもう。他の言語をはなすって、思っているよりずっと、ずっと、時間がかかるものなのだ。ドラえもんでいう、(英語辞典を1ページずつ記した)暗記トーストをひとつずつ完食して、血肉にかえていくイメージだ。華やかな世界の裏には、想像を絶するほどのコツコツした果てない積み重ねがある。

 

背に腹はかえられぬ

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

語学の上達には「恥をかく」ことを避けては通れない。She is シティング in the stuffed animal! (彼女そのぬいぐるみの上に座っている」といって、皆からまじめにびっくりされたことがある。Sit (‐ṭɪŋ)座ると、Shit (ʃít()(うこをする)の発音を間違って覚えていたのだ。でも大丈夫、こうやって手痛い失敗をしたものほど、脳裏に刻まれるので、忘れることも間違うこともないかの有名なスティーブ・ジョブズのスピーチの中にこんな言葉がある。

スティーブ・ジョブズ スピーチ

将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできませんできるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. (Steave jobs Speechより引用)

これは語学にもいえることだ。

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アジアを出てはじめてわかること

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

ただ言葉が話せても、話せなくても一度「アジアを長く離れたこと」は私の人生を大きく変えた太平洋を超えたカナダ、北欧に住む人たちにとっては、「日本」も「韓国」も「中国」も似たようなものだったのだ「日本(東京)」を主軸として世界をみていたけど、他の国のひとにとってはアジアの一国に過ぎない歴史も、いまも、未来のことも、自分で情報をとって、考えて動かないと、良くも悪くも簡単にメディアに呑まれてしまうことがわかった。

 

英語は学ぶ必要があるのか、という問いに対して

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

AppleCEOティム・クック氏が2019年に来日した際、いま学ぶべき第2言語は、「(英語でなく)プログラミング言語」と述べたそうだ英語は世界で意思疎通のために役立つツールであるが、いまはプログラミング言語が「自分を表現する、世界共通のツールである」というのだ

たしかにポケトーク優秀な翻訳機器が台頭してきているいま、「英語を時間をかけて学ぶ」というのは、「目的」がないとあまり意味がないようにも思えるただやみくもに時間をお金を費やしても、返ってくるリターンが少ないのは非常にもったいないことだとおもう。

 

英語を使って、稼いでいくことについて

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

「英語とそれに付随する知識を武器にして生きていく」というモチベーションがなかったら、私はとっくにこの世界から身を引いていたかもしれない。そういう意味で、「やりたいこと」が、「お金を稼ぐ手段」に直結していたことはとても幸せなことだったと思う。でもそれはわたしがガラケー世代にうまれて、英語がまだ希少だった時代を生きてきたからかもしれない。いまもし大学生で同じ道を歩むか..と聞かれると、どうだろう。

質の良いオンライン英会話も溢れているし、「英語を話せる」だけでは生きていけると到底思えないいずれにせよ「ひとつのスキル」に依存することはリスキーだ

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あとがきにかえて

通訳になった今、英語が話せる価値を考える

ただ一つ加えさせもらえるなら、語学は習得することがすべてじゃないその過程に通った「いろんな人との交流」や、「勉強するために必死で稼いだこと」「勉強するために時間をなんとか捻出したこと」など、すべてが活きてくるのだそれが繋がる前にやめてしまうのは、もったいない

「先に何かあるか」みえなくて戸惑うこともあるとおもう、でもある一定の結果を残すことができたなら、いままでの努力は全て自信になる「語学力」はそれが顕著にみえる、そしてその自信は次に「何か」をするための大きな地盤となる。語学は才能ではない、続けるか否かそれだけだ。もし迷っている人がいるなら、ぜひ「自分なりの結果」がでるまで粘って欲しいとおもうそれは語学力以上に、自分を下支えしてくれる「パワー」になるから。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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