未経験でも就きやすい【英語を使うお仕事ベスト5】

はじめまして、通訳・翻訳のNaaです。
この仕事をしていて、よく聞かれるのが、「英語の仕事ってどうやって見つけるんですか?」というものです。
たしかに、求人サイトには「今募集中」のものしか載っていないのでわかりにくいですよね。
今日は未経験の方でも就きやすい英語を活かせる仕事を厳選、英語をどれだけ活かせるかという視点から、仕事内容とオススメポイントをまとめましたので、ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね。
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Contents
オススメ1 メーカーの貿易部門(輸入)
- 参考スコア:TOEIC 650- 800
はじめて英語の仕事に就く方にお勧めなのが、メーカーの輸入部門!
一番のポイントは、”自分が、顧客であるため、海外取引初心者が入りやすい”ことです。
わからないことはわからない、と聞けることは未経験者にとっては有難いもの、気持ちも幾分か楽になりますよね。
オススメ2 商社(輸出入)
参考スコア:TOEIC 650- 900
次のオススメは、商社です。
商社で「英語を使う仕事に就く」には、おさえておきたいポイントがあります。
なぜなら、商社には、「日本語しか使わない会社」もたくさんあるから、そこをさきに解説していきますね。
英語を使う商社の見分け方
商社とはカンタンにいうと、「特定の範囲の製品を購入し、在庫や店舗を維持し顧客へ販売する会社」です。 特定の範囲とは、車で例えると、ホン●、トヨ●、ニッサ●、ベン●etc…が製造した車のこと。 顧客とは、色んな会社の車を一気に吟味したい会社(または人)です。 一般的に、ホン●の店舗では、ホン●の車しか見られませんよね。 でも、車のブランドにこだわらないからとにかく燃費がいい車が欲しい!という人にとっては、 ひとつの会社の商品より、多数の会社の商品を見比べられるほうがお得なのです。 こういった特定の範囲に特化した商社を「専門商社」と呼びます。 英語を使うのは、この専門商社が、ベン●やアウデ●など、外国製品を取り扱っている場合です。 国産車は日本語で買い入れることができますが、外車を買い入れる場合に英語のやり取りが発生するのです。 (※ 車はあくまで例であり、実際の会社とは関係ありません) |
大企業になると、「特定の範囲」は、「物質的なモノ」ではなく「事業そのもの」である場合もあります。
商社に務めるメリットは、「色んな品物」を取り扱えることです。
また多くの会社と売り買いすることで、世界中の人とビジネスをする機会もあるでしょう。
売り手と、買い手の間に入るので、柔軟な対応力と、高いコミュニケーション能力が必要。
この仕事に適しているのは、海外取引そのものに興味があり、チャレンジャーな人でしょう。
オススメ3 メーカーの貿易部門(輸出)
- 参考スコア:700- 900
英語を活かしたいのであれば、メーカーの輸出部門もオススメです。
その理由は、
- 世界にモノを広げていく実感を得られる
- 輸出が出来ると、貿易の全体像が見えてくる
- 海外出張・商談も多い!
輸出部門の特徴とメリットは、世界に自らモノを発信していく、というやり甲斐を感じられるところだと思います。
自社製品を知ってもらうために、世界の展示会に出展したり、ニーズがありそうな外国企業へ問い合わせをしたり。
筆者が輸出を担当していたころは、LAの港がストライキになって荷物を着けられなかったり。
ギリシャに貨物を送ったら、到着直前で国が経済破綻したことをテレビで知ったり。
大変でしたが、世界の自治ニュースを肌で感じる出来事が多く、毎日がとても新鮮でした。
”自ら動くこと”が好きな人に、オススメです!
オススメ4 国際複合輸送会社( フレイト・フォワーダー)
- 参考スコア:650 – 800
海外と日々やり取りしたいのであればこちらがオススメ。
フォワーダーは未経験者でもOKな会社が多いのも特徴です。
フォワーダーは、沢山英語を使う仕事なので、ぜひこの機会にぜひ知っていただきたいな、とおもいます。
フォワーダーとは、簡単に言うと
荷主から貨物を預かり、通関・輸送・相手国への配送まで一連で面倒をみてくれる存在です。 例えば「20トンの小麦粉」を東京から、中国へ輸送するとしましょう。 「小麦粉を袋に詰めて、その先はどうしたらよいか.. 」わかる人はごく少数だと思います。 そこで頼りになるのが、「フォワーダー」という存在です。 |
英語を使いたいのであれば、小規模(従業員20~100人前後)の会社がオススメです。
というのも、
- 荷物は外国へ送ったら、現地側で受け手が必要になる
- 中小企業だと、受け手(現地の代理店)が日本語のわからない外国企業になりやすい
- ローカルの外国企業だとほぼ英語での交渉が必須、になるからです。
ちなみに大企業が日本法人が現地にあり駐在員がいるので、やりとりは日本語になりがちです。
給与面ではメーカーに劣るものの、英語力や経験など得るものが多いことも特徴です。
オススメ5 企業の英語担当職
- 参考スコア:900-
レアポジションですが、たまに求人サイトにアップされています。
- あまり海外取引はないけど、海外展開を考えている会社
- 海外へフォーカスしていないけど、ちょこちょこ外国とやり取りがある会社
は、あえて英語専門の人を雇う傾向があります。
正社員雇用はほぼなく、派遣か、契約というパターンが多いです。
懸念としては、思いっきり英語関連の仕事に従事できる反面、無茶振りも多いこと。
まさに「英語の何でも屋さん」、会議通訳をしたり、びっくりする量の契約書を翻訳することもあります。
入るためのポイントは、「今までどんな仕事をしてきたか」を端的にわかりやすく、言えるか否かです。
ちなみにスコアがハイスコアになるほど、面接時には英語力については聞かれなくなります。
英語力があるのは大前提で、その上でその会社のビジネスをどう援助できるか、が伝わることが大切です!
まさに、「英語の仕事だけやりたい!」って方にはオススメのポジションですね。
まとめ
というわけで、英語を活かした仕事ベスト5は、
- 未経験にオススメ、メーカーの輸入部門
- コミュニケーション能力を活かせる専門商社
- 英語を活かして海外出張、のメーカー輸出部門
- 英語での交渉力と、専門知識が同時にてに入る国際複合輸送会社
- まさに英語漬け企業の英語担当者
でした。
英語を使うお仕事って、知らないところにもいっぱいあるんです。
英語の仕事、だけだとざっくりですが、明確に探せば、いっぱいでてくるんですね。
ちなみに、貿易①〜④の仕事を具体的にした記事は、こちら【貿易事務】仕事内容と必要なスキルBEST6にあるのでぜひぜひ、参考にしてみてくださいね。
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