【ハプスブルク帝国に関する10の事実】驚異の一族がもつ脅威の歴史

巨大王朝ハプスブルク家
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ハプスブルグ家は、歴史上の偉大な帝国の一つとして知られており、ヨーロッパを形作り、大陸に永続的な文化的影響を与えました。この記事では、この驚異の一族が残した歴史とともに、あまり知られていない39の事実をご紹介していきます。

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ハプスブルク家に纏わる10の事柄

①ハプスブルク家のはじまり

Castle Beginnings, hapsburg

ハプスブルク家の始まりは、スイスのハプスブルク城の建設に伴います。ハイライン川の最大の支流であるアール川に建てられたオットーII世は、初めて城の名をとりハプスブルク家を建て、1276年にルドルフI世がハプスブルク王朝を樹立したときに、この家をオーストリアに移しました。

 

②暗黙の了解となった、兄弟統治

The Habsburg

ハプスブルク家の統治の初期には、兄弟がしばしば一緒に統治する時期がありました。

 

③続いた大空位時代

大空位時代は、神聖ローマ帝国とドイツ王国に王がいなかった危機の時期をさします。二つが空席となりつつ、パワーバランスが保たれていたこの奇妙で不安定な情勢は、ハプスブルク家が権力を握るまでしばらく続きました。

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④好機を味方に

フレデリック3世ハプスブルク帝国の興隆はルネッサンスとともに起こりました。北ヨーロッパに人文主義の思想が広がるとハプスブルクの支配者たちはそれを受け入れます。ドイツの支配を強化し、帝国を東方へと拡大した皇帝フレデリック3世は、イタリアの学者エネア・シルビオ・ピッコロミニを彼の秘書としてだけでなく帝国の公式の詩人受賞者として任命しました。

 

⑤ハプスブルク特有の家訓

ハプスブルク家

ハプスブルク帝国を通じて、オーストリアは婚礼の儀式を通じて権力を握っていくようになります。「Bella gerant alii, tu felix Austria nube」というラテン語の「戦争は他人に任せておけ、幸いなるオーストリアよ。汝は結婚せよ」という有名な家訓までうまれました。

⑥帝国と結婚

ハプスブルク家
ハプスブルク家は16世紀にヨーロッパを支配する強大な帝国となりますが、それは主としてマクシミリアンの尽力によるものでありました。マクシミリアンは非常に有能な外交者であり、婚姻を通じて一族をスペイン、ハンガリー、神聖ローマ帝国の王位に平和的に昇格させることに成功しました。

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⑦枝分かれした一族

ハプスブルク家
16世紀に、ハプスブルク家はローマ以来最大の西ヨーロッパ帝国になったわけですが、依然枝分かれしたスペイン家とオーストリア家には常に政治的な分裂がありました。神聖ローマ帝国の首都はウィーンになり、ハプスブルク家のスペインの宗派をオーストリアの宗派から物理的に分離しました。

 

⑧国内外に多くの親近者

ハプスブルク家
スペインのハプスブルク家は一貫してオーストリア家から妻を求めていましたしかしスペイン継承戦争では王位継承権を主張する者があまりにも多く出てきたため、混沌を招いたのでした。

 

⑨スペインを失って

ブルボン家が相続戦争に勝ちスペインで権力を握った後ハプスブルク家はオーストリア、ボヘミア、ハンガリーの彼らの土地に還元され、効果的に単にオーストリア帝国を作り上げていくことになりました。

 

⑩ヘイターズ・ゴナ・ヘイト

ハプスブルク家

第一次世界大戦での敗北の後、ドイツのオーストリアの後継国家は、『ハプスブルク法』が施行により一族が追放されることとなりました。この法律は1935年に廃止されますが、1938年にナチスによって再び導入された。興味深いことに、この法律は時代遅れだと考えられているが、いまだに有効なのでした。

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あとがきにかえて

ハプスブルク家

普段の記事では、各々人物に焦点をあてて歴史を探っておりますが、客観的に見るという意味では、同家に纏わる事実はこうしてあげていくのもまた新鮮なものです。諸侯たちの権力争いを避けるため、あえて空位になっていた席にハプスブルク家当主のオットーが偶然座ることになった..

そんな始まりであったはずなのに、晩年には更なる頭角をあらわし、やがてとんでもない国土をもつ帝国を一族をもって支配していくことになる….600年以上に続く一族の繁栄、フェリペ2世といったカリスマ君主を生み出し、ときには悲劇の王妃マリー・アントワネットを生み出した驚異の一族。さて、オットーはこの未来を少しでも想像したでしょうか。運も実力のうちとはよくいったものですが、同家の支配には数々の『幸運』も重なっていたのかもしれません。そしてその一見『幸運』にみえる何かは、裏で操作され作り込まれていたこともあったのかもしれませんね。

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参考文献

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管理人

歴史オタクの翻訳者。

スペインの児童書「ベラスケスと十字の謎 」に魅了され、世界史にハマる。読み漁った文献は国内外あわせて100書以上。史実をもとに、絵画や芸術品の背景にある人間ドラマを炙り出します。

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