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翻訳者が「通訳・翻訳の仕事はなくなるのか?」を考察してみた

2019/03/25
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

 

はじめまして、本業は通訳・翻訳のNaa(@GogakuKimamani)です。

「みらい翻訳」というAIを翻訳を使ってみたのですが、最近の翻訳ソフトは優秀ですね。

驚くほど、早く、自然な文章を生成してくれるので、正直焦ったくらいです。

今日は、ホットトピック、通訳・翻訳の将来、についてふれてみたいとおもいます。

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一部の翻訳は、機械任せになる可能性が

例えば、専門書、契約書、マニュアル類といった、定型文がたくさん使われる文書の翻訳は、AI翻訳のほうが早く、正確なので、将来機械に取って代わられる可能性があります。その道に通じていない人が翻訳したところで、結局意味が通らず、英語文書で単語を追った方が早いという人もいますからね。(確かに技術専任の翻訳者出ない限り、プログラミング用語なのか、英単語なのかって一見素人にはわからないですもんね)

それでも人間にしか出来ない翻訳がある

エンターテイメント(映画・ミュージカル)、文学、セミナー、論文、など、人が想いを込めて作ったもの、解釈でいかようにも質が変わるものは、AI翻訳では出来ないものです。これらはただ文書を他国の言語に訳す仕事ではないのです。人間ならではの繊細さ、感受性、言い回し、翻訳はそれらの個性が入って完成するもの。これらを機械に任せるのは、「機械に本を1冊かいて」というのに近いと思います。確かに立派なものができるかもしれませんが、味わいや、深さは人間だからこそ出せるものであり、機械が変わることはないでしょう。

 

どちらにしても、最終的チェックは人間だ

大事なポイントはここです。どちらにしても、最終チェックをするのは人間です。いくら機械がマニュアルを、専門書を翻訳したところで、意味が通じているか、筆者の意図が汲み取れているかをチェックするのは人間なのです。いくら機械が進化しても、この部分は絶対に削げないでしょう。

 

結論

翻訳の仕事はなくなることはないでしょう。AI台頭の背景には、少子高齢化、人口の減少などの問題があります。そういったことも踏まえ大きく問題を考えると、「機械vs人間」ではなく、「機械」を使い上手に共存していく道を探すほうが、精神的にも、社会的には豊かになっていくのではないでしょうか。

 

あとがきにかえて

AI翻訳の優秀さに驚くことがあります。すごいスピードで学習しているのでしょう、日に日に進化しているのも感じます。「翻訳だけの仕事」は確かに減りましたけど、「企業内翻訳」や、「海外商談」の手伝い案件は絶えませんそれは、「この文章の背景になにがあるのか、どういった意図があり、何を求めているかもセットで渡すのが企業翻訳者の仕事」だからだと思います。

ただ、「英語ができる」だけでは生き残るのが難しくなっていく可能性はあります。それは、「英語ができるひと」に仕事を任せる、ではなく「仕事ができる人」に英語を習わせるのが社会だからです。海外取引、技術、専門知識、そういった武器をいくつも持てば、どんな世の中になっても柔軟に生き残れるのではないでしょうか。英語を使う仕事にも、色々ありますので、興味のある方はこちらの記事(【働き方】種類別に解説、英語を使うお仕事BEST5)も参考にしてみてくださいね。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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