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【不安に駆られる】脳のメカニズムと、効果的な対処法3つ

 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

何かを始める時、よくわからないけどモヤモヤするとき、不安に押しつぶされそうになることってどうしてもありますよねこのままの人生でいいのか、人間関係がうまくいっていない気がする、そんな思いを抱えながら生きている人もいるのではないでしょうか。

しかしですね、それは「人間の脳のメカニズム」によるものだって知っていましたか?そう、心が強い、弱い、ストレス耐性云々ではなくて、もともと人間に備わったひとつの「機能」なのです。今日はそれを逆手にとって、「人間はなぜ不安を感じるのか」「どう対処したら自分がラクになるのか」を根性論ではなく理論的に解説していきます。

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人間が不安を感じる理由とは

① 不安・緊張は変化を拒む、脳の自然な反応

脳が最優先とするは、生存維持、つまり生きることです。そのため脳は変化には敏感に反応し、

  • よくわからない不安を感じたり、
  • 異常な緊張を感じたり、
  • 悩みのたね(できない理由)を探したり、

ありとあらゆる抵抗をして、「本当にこの変化大丈夫だよね?変わって大丈夫かい」と教えてくれるのです。なので何かに対して不安に感じるのはある種、本能としては正常なこと、なのです。ちなみに専門用語では「心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)」とも呼ばれています。

 

② 複雑回帰な、人間の心

 

不安や緊張について考えるときに、人間の心理状態について、2つ知っておきたいことがあります。

損失回避の法則

人は無意識に、得することよりも損することを避けようとします。なぜなら損した時のダメージは、得した時の嬉しさの2倍強く感じてしまうから。つまりこのさき進んでいったら「もっと良い物に出会える可能性」を知っていても、いまがそんなに悪くないと思っていると、その「悪くない今」を守りたい、変えたくないと思ってしまう

保有効果

保有効果とは、自分が所有するものに高い価値を感じ、手放したくないと感じる心理現象のことです。つまり人は「一度自分が手に入れたお金・モノ・環境・地位や名誉」に異常に固執する傾向があるです。「失いたくない」「この状況が変わるのが怖い」といった不安はもしかしたら、こういった心の習性からきているものかもしれないですね。

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理屈で考える、「不安に押しつぶされそうな時の対処法」

 

対処法をお伝えする前に、ひとつ簡単な実験を試してみましょう。いま、みなさんにちょっとしたお願いです、ピンクの像を思い浮かべないでください」。いいですか、ピンクの像を絶対に思い浮かべないでください。

どうでしたでしょうか?

おそらく頭のなかにピンクの像が思い浮かんだ方が殆どだと思います。思い浮かばなかった方、ピンクの像が何かわからなかった方はきっともう精神的に熟練された方でしょう。この実験でわかるのは思い浮かべないようにしようとすればするほど、きっと「ピンクの像」にとらわれていくこと思い浮かんだことを打ち消すことってそれくらい難しいことなのです。

不安をかき消すのではなく、「不安な自分」を受け入れよう

つまり不安はかき消そうとすればするほど、自分が不安がっていることを脳は強く認識していくことになります。不安はあってしかりでして、詐欺だったり、道を踏み外したりせず、自分の思う人生を歩んでいけるのはそれがあるからです。

なのでかき消そうとするのではなく、「不安がっていること」目を瞑ってその感情をじっと受け止めてみましょう。考えるのではなく、「自分は不安がっていること」を認めることがポイントです。そうすると「脳のなかの”不安の認知”」が完了するので、脳が「不安について考えること・アンテナをはること」をやめて、不安という感情が落ち着いてくるでしょう。

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まとめ

今日は人が不安になるメカニズム、そしてそれに対する理論的な対処法をご紹介しました。変化を怖がるのは「心理学的ホメオスタシス」という脳の抵抗反応。不安になることは人間にあらかじめ備えられた機能であり、普通のことなのですね。

不安に押しつぶされそうになったときは、

  • かき消そうとするのではなく、
  • 「不安がっていること」目を瞑ってその感情をじっと受け止めること
  • 「自分は不安がっていること」を認めることがポイント

が効果的です。不安を感じているということはさきに進みたいと思っているか、現状を変えたいと思っている証拠。見方を変えればポジティブなものです。不安はあってしかり、その正体をみて、適切に対処すれば次へ必ず進めるものですから、押しつぶされず、試してみてくださいね。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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