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【イラク付近でタンカー攻撃】コクカ・クーレジャス号の最新情報

 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

2019年6月13日におきた「中東のオマーン湾でのタンカー攻撃。タンカーはノルウェーの会社が所有するフロントアルタイル号と、日本企業のコクタ産業が所有するコクカ・クーレジャス号

(引用元https://www.ndtv.com/world-news/gulf-of-oman-front-altair-norwegian-tanker-attacked-in-gulf-of-oman-3-explosions-reported-2052681)

記者団に対して瀬古広重商務大臣は、「政府が日本関連の貨物を運搬している船が攻撃されたという報告を調査している」と語っており、細かいところはまだ公開されていないようですが、日本に関連する貨物を運んでいたというコクカ・クーレジャス号は25,000トンのメタノールを運んでいたといいます。テレビでは責任の所在が騒がれていますが、実際の本船はいまどこで、どうなっているのか、日本、他国のニュース記事を元に最新情報をまとめました。

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コクカ・クーレジャス(Kokuka Courageous)とは

コクカ・クーレジャス(Kokuka Courageous)は、2010年に建造された、シンプルなフォルムが綺麗な全長170mのタンカーです。積貨重量トンは27000t、平均的な小学校のプールは560トンと言われていますので、積載可能僚は25mプール48杯分といったところでしょうか。

 

今現在、本船はいったいどこに

船情報をリアルタイムで追跡できるMarine trafficによりますと、コクカ・クーレジャスは航海中とステータスがでています。が、本当のところはわかりかねます。もしこれが本当なら本船はシンガポールへ向かっていることになっていますが、本船はエンジン付近に被弾して、一時炎にも包まれたそうさらに乗組員も避難しているとのことなので、どうやってシンガポールまで運ぶのでしょうか

    取得日時 2019-06-14 02:17 (UTC) -日本時間11am
  • 現在の海域:AG – Oman Gulf
  • 6/10 JEBEL ALI出発
  • 6/22 SINGAPORE到着(予定)

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コクカ・クーレジャス号が運んだ25,000トンのメタノールはどうなるのか

素朴な疑問なのですが、そもそも攻撃を受けた船が運んだ貨物(しかもエタノール)はどうなるでしょうか。普通の貿易貨物(機械類、化学薬品)ならダメージ懸念があるものは売れないです。しかしここまで規模が大きくなるとわからないですね。きちんと検査をして、中身が問題ないとわかれば、値下げしてでも買いたいとかそういった要求もあるのでしょうか。

政府関係の荷物、とも言われていますが、結構ギリギリで原材料をまわしている企業もあるわけで。それがないと製品が作れないから急いでほしい、という場合もありますからね。政治的問題を軽視しているわけではないですが、個人的には職業病か貿易観点で見てしまうので。あのエタノールをどう補填するのか、被害額がいくらになるのかも気になります。

 

沈没したフロントアルタイル(Front Altair)

GENEVA, June 13 — The Iranian news agency IRNA reported today that the Front Altair, an oil tanker damaged in an attack in the Gulf of Oman, had sunk.

6月13日、イランの通信社IRNAは今日、オマーン湾での攻撃で損害を受けた石油タンカー、フロントアルタイルが沈没したと報じた。(原文:https://www.malaymail.com/news/world/2019/06/13/damaged-tanker-front-altair-sinks-in-gulf-of-oman-reports-irna/1761834より引用)

悲しいことですが、もうひとつのタンカー、フロントアルタイル号はすでに沈没してしまったようです。2016年建造なのでまだ3年しか使われていない新しいタンカーでした。まだまだ活躍できただろうに切ない…..

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あとがきにかえて

この記事では政治云々は横において、コクカ・クーレジャス号がいまどうなっているのか、をまとめました。タンカー2013年貿易に従事していたころ、インド洋で起きたMOL comfortの沈没事故を思い出します。インド洋をシンガポールからジッダへ向け航行中に、船が真っ二つになったのです。前半部、後半部ともに多数のコンテナを載せた状態のままインド洋を東北東方向に漂流、しばらく浮いていた本船も、一部から火災が発生しコンテナはすべて焼失して海のそこへ沈みました。

今回は明らかに砲撃(attack)だと言われているので、またちょっと違うのですが誰かが一生懸命作った原材料、それを命をかけて運ぶ船員さんたち、荷物を待つ人々世界中で大きな金額と人が動いているだけに、なんだかやるせない気持ちを覚えます。平和な世の中が来ると嬉しいですね。

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記事参考元

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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