前回の記事では、【ネットワークビジネス】勧誘目的の女性に見られる特徴8つをご紹介しました。この記事ではマルチ商法、ネットワークビジネスの勧誘でよく出てくる言葉、甘い言葉の裏に潜む本音を明るみにしていきます。
勧誘の怖いところはいつの間にか洗脳が進み、気がついた時にはすっかりハマっていたということが起こり得ること。言葉だけを間に受けず参考程度に思い出していただけると幸いです。
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勧誘によく使われる言葉ベスト5
① 将来のことって、何か考えているの?
- 「会社員だと、自分が動き続けないとお金がもらえないんだよね」
- 「●●さん(第三者)に出会って、将来のこと真剣に考えるようになったんだ」
- 「いまのままでいいの?本当はどうなりたいの?」
- 「今のその給料は、会社っていう仕組みのなかにいるからだよ」
本音:こっちのせかいへおいでよ
「このままの自分でいてはダメかも」と思わせ不安を煽るのは、マルチ商法でよくある手口です。桁違いの夢を描かせいまの現状とのギャップを誇張し、本人が「そこから抜け出すためにはどうするか」を考え始めたところで、「回答」として、ビジネスだったり、コミュニティに属して学ぶことを「選択肢」として提示するのです。
② 社会人サークルみたいなものかな
- 「サークルみたいなもんかな」
- 「社会人になると、会社以外で友達作りにくいからさ」
- 「いろいろな人に会えるから、気付きのきっかけになったりするよ」
本音:仲間に合わせてエンロールしたい
「仲間と会わせる」ことには、勧誘側にとって多くのメリットがあります。自分の声が響かなくても、他の人の声が響く可能性がありますし、経験豊富なリーダに関わってもらうことができるからです。そこで、気の合う仲間がいれば「●●ちゃんもくるよ~」と言うことで、勉強会やイベント、セミナーなどへの誘いのハードルも下がるため、勧誘には非常に効果的なのです。
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③ 一人暮らし?実家暮らし?
- 「わたしは実家を出て一人暮らししてから変わったよ」
- 「近くに住めたら嬉しいな」
- 「いつ一人暮らしするとか、決めているの?」
- 「自立って大事だよね」
本音:親元から出て、早く活動しよう
組織内ではネットやテレビ、普段関係を持つ人を制限し、情報規制をおこなうところもあります。一番ネックとなるのが「近親」の横やりです。また、組織によっては活動するためには「一人暮らし」がマストといった場合もあります。本来それは個人の自由であって、家庭の事情もありますから他人がとやかく言うことは出来ないのですが、自分の成果のために、人に強引に「一人暮らし」を勧めてくる場合もあります。
④ 本とか読む?
- 「私が考えるきっかけになった本があって」
- 「時間あるなら、本屋よっていかないー?」
- 「この本、めっちゃオススメ、●●くんの人生変わると思うよ」
本音:読んで、今すぐ読んで!
勧誘で使われる本は、「金持ち父さん貧乏父さん」「TOP1%だけが知っているお金の真実」「チーズはどこへ消えた」などいくつかあり、組織によっては自ら発行しているところもあります。本を読ませることは、「将来のことを考えるきっかけ」になります。そこで成功者の話紙を出して、「現状は自分次第で変えられるんだ」という夢を見せ、「じゃあどうしたら(how to)」を考え始めたところで、ビジネス・または組織内で学ぶという選択肢を提示する、というのはよく使われる手口です。
⑤ モチベーションの維持にもなるからさ!来週会おうよ!
- 「次、いつ空いてる?」
- 「●日の夜ってあいてるー?」(ピンポイント指定)
- 「次の予定決めちゃおっか!」
本音:気持ちが冷める前にどんどんいこー!
組織によっては、「見込みのある人」といつどんな関わりをして、次はどうするか、といったところまで内部で綿密に共有されているところもあります。一般に比べると会う頻度が週イチなど多く、「次の約束を取り付けること」がマニュアルのなかにもあるのです。「本紹介」や「人紹介」の前後では、この確率があがります。また約束が取れなかった場合は、「ご飯行こうー♪」「近々会おうー♪」と、頻繁にメールがきたり、時には既読スルーをしてもめげずに送り続けてくる人もいます。
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おわりに
私はマルチ商法やら、ネットワークビジネスやら、端から勧誘に引っかかった(ホイホイついていった)のですが、将来について考えるきっかけをもらったことには、感謝をしています。人と出会う楽しさ、本を読むことの大切さ、寂しい時に話しを聞いてくれたこと、励ましてもらい転職や別れ色んなことを乗り切れたり、いろんなことを教わったとおもいます。
今こうやって記事を書いたり、好きなことを仕事にしていることも、色んな人に出会ったからかもしれません。そうすると物凄く良い人であってもマルチ商法特有の洗脳が、巷でいう「仰々しくて違和感」を作り出してしまうのかもしれませんね。背中を押してもらうことも時にはあるでしょうが、その後の選択や考えることを他人に丸投げするのは危険だということでしょう。
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