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【ミコ・フォーガティの現在】なぜ彼女はバレエ団をやめたのか

2020/03/23
 
ミコ・フォーガティ
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

映画「ファーストポジション 夢に向かって踊れ」で一躍脚光を浴びたミコ・フォーガティ。完成度の高い踊りに魅了された方も多いのではないでしょうか。2015年17歳のときに英国のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団と契約した彼女ですが、その後は表に出ず「バレエを辞めたのでは」という心配の声もあがりました。

ミコ・フォーガティの現在

しかし2018年夏、彼女は抱えていた葛藤、そしてバレエから学問へと焦点を移しつつあることを明らかにしました。今日はTedTalk (スピーチ) で本人が語ったことをもとに、彼女の現在をまとめていきます。

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ミコ・フォーガティの現在

 (英語版: A ballerina’s second act)

彼女がまず語ったのは、バレエを始めたきっかけそして、

  • メディアに出て世界から注目を集めるようになったこと
  • 体型の変化に戸惑い、心がついていけなかったこと
  • バレエ団にはいるも、葛藤をだれにもいえなかったこと

そして現在次のステップへ進み出していることを明らかにしました。ここからはTed talkで語った英語スピーチを翻訳しながらご紹介していきます。(スピーチの全訳はコチラです)

 

カリフォルニア大学バークレー校で「統合生物学」を専攻

ミコ・フォーガティの現在ミコ・フォーガティの現在

結論をいうと彼女は現在、カリフォルニア大学バークレー校で統合生物学を専攻しています。ただバレエは辞めたわけではなく、レッスンにも通ったり別の向き合い方をしているようです。

ミコ・フォーガティの現在

Ted talkのスピーチでは「再発見(Second Act ) 」として自身のキャリアチェンジを語った彼女。何がどうなって、この結論に至ったのか、追ってみていきたいとおもいます。

 

ミコ・フォーガティがバレエを始めた理由

ミコ・フォーガティの現在 (幼き日のMiko forgaty)

きっかけは4歳のときに母と見に行ったロシア・マリインスキーのバレエ。美しいアラベスクにポージング、感動した彼女は「バレリーナになりたい」とそれからひたすらレッスンに明け暮れるようになります。

(ファーストポジションPV)

2011年にはドキュメンタリー映画「ファーストポジション 夢に向かって踊れ」に出演し、一躍世界の人気者に。その技術の高さと可愛らしさ、美しさから世界中から注目されるようにまでなったのです。映画のなかでは、普通の学校を辞めて (勉学の時間を短くして) バレエに人生を捧げる様子が映されています。

 

コンクールでの活躍で、更に集まる注目と期待

ミコ・フォーガティの現在

技術の高さはもちろん、美しさに堂々としたステージでの振る舞い、次々とYoutubeにあげられていく美しいコンクール動画に多くの人が魅了されました

コメント欄には賞賛が集まり「次は彼女は何をするのだろう」といった期待がかかります。その一方で彼女は「徐々にプレッシャーを感じていくようにもなった」と語っています。

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別のキャリアを考えるに至るまで

バレエ団入団前後の葛藤

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

身体は成長しどんどん変わっていく体型、厳しい食事制限ともたたかった苦しい過去もあったそう。その頃から違和感は感じていたといいますが、それでも進み続け、2015年、17歳のときにイギリスのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団と契約します

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

素晴らしいダンサーが周りにいることを喜ぶ一方で感じる違和感。「君は夢に生きているんだね」と友達に言われたときに、「そうね」といったものの、心の中では「ちがう!」と叫んでいたといいます。

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

体型を維持するための辛い食事制限、精神的にも肉体的にもこのキャリアに不安を感じていたといいますが、自分と周囲を失望させるのが怖く、見て見ぬ振りをして進み続けそうです。

 

キャリアチェンジのきっかけは、2ヶ月の休憩

(https://www.youtube.com/watch?v=4Q-KcrLGncoより引用)

それは日本で少しの間レッスンを受けていたときのこと。クラスの終わりにまさかの足の指を骨折。病院にいくと、彼女へ医師は「2ヶ月の休憩が必要」だと告げました。彼女はとっさに「わたしはいままで2週間だって休んでことはないのに……..」と思ったといいます。

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

しかし結果として、これが彼女が今一度「自分のやりたいこと」を考え直すきっかけになったそうです。いままで、お金をかけてくれた両親、育ててくれた先生、皆の期待を裏切りたくなかった。でも本当の気持ちは、自分は一体誰のために、何のためにバレエをしているのか

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本当に自分がやりたいことって、何だろうか

きっかけとなった一冊の本

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

予想していなかった2ヶ月の休息。しかしそこで彼女は自分のためではなく、誰かのためにバレエをやっていたこと、そこにもはや自分の情熱がないこと」に気付いたといいます。じゃあ何がしたいのか、そのときに思い出したのが12歳のときに読んだ「The Healty Dancer」という本でした。

  • 人間の身体はどう成り立っているのか
  • 怪我がどう治っていくのか
  • どうしたら、怪我を防ぐことができるのか

そういった方向から「人の人生」を助けること、人の人生の一部に自分もなれるのではないか、叶うのならば「自分もだれかの旅の一部になりたい」と思うようになったそうです。

 

バレエに対するいまの思い

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

バレエ団を去るとき「バレエがもう二度と自分の人生の一部にならないのでは」と恐れもあったそうですが、辞めてから「自分の人生に好きなだけバレエを取り入れられることがわかった」とまったく後悔をしていない、語る彼女の表情はとても晴れ晴れとしていました。

次世代のバレエダンサーを教える、あちこちで授業を受ける、できることはいっぱいにあると。「バレエは知恵や知識、一生懸命にやること、規律 (自分をおさえること)、多くのことを教えてくれた、それがいつも自分のなかにあることを誇りに思っていると語る彼女の言葉には勇気をもらえる何かがありました。

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あとがきにかえて

ミコ・フォーガティの現在 tedtalk 日本語訳

個人的には、『恐れとワクワクする気持ち組み合わせが、自分のベストを出すことに繋がることを知っているんです。だから緊張は楽しいものではないけれど、良いものだと思っています』と語る彼女が印象的でした。たくさんのコンクールに出場した彼女の言葉には何にもかえがたい力があります。彼女のコンクール動画はいまはたくさんの人に視聴されており、彼女の新たな船出を知らせるTedTalkも多くの人に勇気を与えるものです。自分を磨き続け、突き詰め続ける彼女の姿勢に励まされるひとも多いのではないでしょうか。私もその一人です、そしてこの記事がどなたかの心に届けば幸いでございます。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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