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【ミコ・フォーガティの現在】バレエ団引退と、セカンドキャリア

2019/08/06
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

2011年のドキュメンタリー映画「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ」で一躍脚光を浴びたミコ・フォーガティ(Miko Fogarty)。彼女の踊りの完成度、You tubeにあがった魅力的なコンクール動画でファンになった方も多いのではないでしょうか。

2015年当時17歳のときに、イギリスのバッキンガムバーミンガム・ロイヤル・バレエ団と契約した彼女ですが、その後は表に出ず、「バレエを辞めたのでは」という心配の声もあがりました。しかし2018年夏、彼女はいままでの葛藤、変化、そしてバレエから学問へと焦点を移しつつあることを明らかにしました。今日はTedTalkで本人が語ったことをもとに、彼女の現在をまとめていきたいとおもいます。

 

ミコ・フォーガティの現在

 (英語版 A ballerina’s second act)

彼女がTedTalkで語ったのは、バレエを始めたきっかけ。メディアに出て世界から注目を集めるようになったが、体型が変わっていくこと、そしてバレエ団入団前後に感じた心の葛藤、そして現在次のステップへ進み出していることまだ字幕版が出来ていないので、英語のスピーチを翻訳しながらご紹介していきます。

 

カリフォルニア大学バークレー校で「統合生物学」を専攻

結論をいってしまうと、彼女はいまカリフォルニア大学バークレー校( University of California, Berkeleyで統合生物学を専攻しています。アメリカ合衆国カリフォルニア州バークレーに本部を置くアメリカ合衆国の州立大学で、アメリカの公立大学ランキングでは長期間にわたり1位を維持しています。

Tedでは「Second Act (再発見)」として自身のキャリアチェンジを語った彼女。何がどうなって、この結論に至ったのか、追ってみていきましょう。

 

ミコ・フォーガティがバレエを始めた理由

4際で母といったシアターで見たロシア・マリインスキーのバレエ。バレリーナの美しいアラベスク、ブーレ、感動した彼女は「バレリーナになりたい」とそれからひたすらレッスンを重ねた彼女。2011年にはドキュメンタリー映画「ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ」で一躍世界の人気者に。その技術の高さと可愛らしさ、美しさから世界中から注目されるようになるのです。

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コンクールでの活躍で、更に集まる注目と期待

(https://sessions.cloudandvictory.com/interview-miko-fogarty/より引用)
(映画ファー

ストポジション)

技術の高さはもちろん、美しさ、堂々としたステージでの振る舞い、次々とYoutubeにあげられていく美しいコンクール動画に多くの人が魅了されました。コメント欄には賞賛が集まり、「次は彼女は何をするのだろう」といった期待がかかり彼女は徐々にプレッシャーを感じていくように。

 

別のキャリアを考えるに至るまで

バレエ団入団前後の葛藤

(https://www.youtube.com/watch?v=4Q-KcrLGncoより引用)

身体は成長し、どんどん変わっていく、食事制限ともたたかったそうです。その頃から違和感は感じていたものの、進み続けた彼女。2015年、17歳のときにイギリスのバーミンガム・ロイヤル・バレエ団と契約。素晴らしいダンサーが周りにいることを喜ぶ一方で感じる違和感。「夢に生きているのね」と友達に言われたときに、表面上「そうね」といったものの、心の中では「違う、違う」と叫んでいたそうです。辛い食事制限、精神的にも肉体的にも、キャリアに不安を感じていたものの失望を恐れ進み続けたと言います。

 

 

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キャリアチェンジのきっかけは、2ヶ月の休憩

(https://www.youtube.com/watch?v=4Q-KcrLGncoより引用)

それは日本で少しの間レッスンを受けていたとき、クラスの終わりに軽い会話をしていたとき。パディシャをしたときに足の指を骨折してしまいます。「2ヶ月の休憩が必要」と医師にいわれた彼女。しかしこれが彼女が今一度「自分のやりたいこと」を考え直すきっかけになったそうです。いままで、お金をかけてくれた両親、育ててくれた先生、皆の期待を裏切りたくなかった。でも本当の気持ちは…「でもわたしは一体誰のために、バレエをしているのか」。

 

本当に自分がやりたいこと

きっかけとなった一冊の本

(https://www.amazon.com/Healthy-Dancer-ABT-Guidelines-Health/dp/0615227791より引用)

そこでミコフォーガティは「自分のためではなく、誰かのためにバレエをやっていたこと、そしてそこに自分の情熱がないこと」に気付いたといいます。じゃあ何がしたいのか。そのときに思い出したのが12歳のときに読んだ「The healty dancer」でした。どう身体が成り立っているのか。怪我がどう治っていくのか。どう怪我を防ぐのか、けが、病気、そういった方向から「人の人生」を助けること、その一部に自分もなれるのではないか。だれかの旅の一部になりたい。

 

バレエに対するいまの思い

バレエ団を去るとき「バレエがもう二度と自分の人生の一部にならないのでは」と恐れもあったそうですが、「自分の人生に好きなだけバレエを取り入れられることがわかった」とまったく後悔をしていない、ととても良い表情をしていました。次世代のバレエダンサーを教える、あちこちで授業を受ける、できることはいっぱいにあると。バレエは知恵、一生懸命、規律、多くのことを教えてくれたバレエ、それがいつも自分のなかにあることを誇りに思っている、と語る彼女の表情にはとても勇気をもらえる何かがありました。

 

あとがきにかえて

(https://danceinforma.us/articles/miko-fogarty-to-give-ted-talk/より引用)

個人的には「恐れ」と「興奮」組み合わせが、自分のベストを出せることを知っているから、緊張は楽しいものではいいけれど、良いものだと語る彼女が印象的でした。たくさんのコンクールに出場した彼女の言葉には何にもかえがたい力があります。彼女のコンクール動画はいまはたくさんの人に視聴され、彼女の新たな船出を知らせるTedTalkも多くの人に勇気を与えるものでした。自分を磨き続け、突き詰め続ける彼女の姿勢に励まされるひとも多いのではないでしょうか。

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What to Watch: Miko Fogarty’s New TEDx Talk is a Brave Account of Her Ballet Journey https://www.pointemagazine.com/miko-fogarty-ted-talk-2636201081.html

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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