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【ネットワークビジネス体験談】洗脳が解けた8つのきっかけ

2019/04/02
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

前回の記事:【ネットワークビジネス】勧誘の末路①|出会いと弟子入り編では、ネットワークビジネスにハマってから辞めるまでの経緯を公開しました。何故辞めたいと思ったのか、端的にいうと、見て見ぬふフリをしてきた違和感をさすがに無視できなくなったからです。

言っていることとやっていることが違う、もしや、もしや、が重なってネット検索で、被害者と世間の声を知り騙されていることに気が付きました。今日は、自分が実際に感じた違和感を記事におとします。もし自分の属している団体でこんなことがあったら、それはネットワークビジネスかもしれません。

1 「いま、土日休みで一人暮らしの友達って何人いる?」

紹介者のお姉さんが、実際にわたしと、2人の仲間に送ってきたLINEです。「感覚があう」、とか、「その子が求めている」とか関係なく、「仲間になる可能性」つまり「条件」で友達を判断する。ちょっと理解ができませんでした。

2 飲み会にくる友達の情報(プロフィールと希望着地)は裏で流されていた

友達のプロフィール自分との関係仕事状況悩み仲間にどういう関わりをしてほしいか、はあらかじめ裏で流されていました。結局一緒にやることになった親友の情報も、逐一流すことを促され、「変じゃないですか?」というと、「何も情報がなくて、普通の関わり、をするのと、情報を知った上でその子にとって一番前進する話しができるの、どっちが本当にその子のためかな?」と返って来ました。30人近くの仲間が同じことをいうので、渋々納得したのですが、いまおもっても不自然ですし、普通の関わりのほうがよっぽど嬉しいです。

3 「誰と一緒にいるかが大切」といって、常に仲間同士で集まっていた

上層の人と付き合ってたこともあり、仲間の集まりにはあまりメリットを感じず、ほとんど参加しませでした。何度か「自分の選択だからいいんじゃない」「当然の結果を味わうのは自分だからねえ」と言われました。でもその集まりはだいたい夜11時、12時からで、体調面でも行けなかったのもあったけど、そんなに一緒に痛くないという気持ちもあり。「ビジネスオーナーになりたい人と一緒にいるのが成功への近道」と表向き言われていましたが、一般の人とつるむな、ってことだったんだろうな..。

4 「自分の意見」を、気軽に口にすることは許されなかった

基本的に、「普段の自分の意見」を言うことはNGでした。洗脳下にない人、ビギナーの勉強会には参加できません。私も一度勉強会で、能天気に振舞ったら、「サポーターの役割の人も話していて、話す人が多かったので収集がつかず大変でしたといった報告をリーダーにされ、結局それ以来ビギナーの勉強会には入れてもらえないといったこともありました。ここでも、リーダーの奥さんに、「当然の結果じゃない?」と言われ泣きました…。「まだ結果を出していない人(私)の意見でアドバイスしても、その子のためになるのかな?」といった建前で、「自分が意見を言うことは回りにとって不利益でしかない」ということを刷り込まれました。必然的に「●●さんがいってたんだけど..」という話しが多くなり、長ければ長いほど自我が消えていっているように感じました

5 喜んでイベントやセミナーでタダ働き

朝9時から夜11時までやるようなイベント・手伝いでも、普段会えない人と会える、人脈ができる、と皆喜んで立候補していました。ビジネスオーナー(経営者)になるために学んでいるのに「友達の作り方」「成功者の考え方」を学び、イベントの手伝いをするって、これが永遠に続くのかと思うと吐き気がして、何度かセミナーを途中棄権しました。「仲間ができたこと」「手伝いをしたこと」しか承認されず、人としての魅力や、価値、その人が持っている能力を全く見ない、いわば上が望むコピー人間になればなるほど、承認されていく、不思議な世界です。

6 10年クラスの人の稼ぎが0~30万円 

リーダーの月収は30万程度でした。ビジネスで生み出した30万と、会社員の30万は違う、と言われても、一般の会社員より忙しく何百のメールチェック、ダウンのフォローアッパーからのプレッシャーもあるので、いつまでも仲間を作り続けないといけない。仲間が辞めたら常に補充で走り回る。セミナーは熱でもノロでも(隠して)出席でしたから、ある意味有給のある会社員のほうが楽かもしれない、とすら思いました。逆に考えると、そのような生活を10年絶えぬき、未来に夢を描いて続けているんですから、こういう人こそ成功するのかも..という考え方もありますね。ただ私はそんな生活はいやだな、とおもったので辞めました。

7 「再現性(コピーできるか)」が最重要、自分のやり方・持ち込みは禁物

私が一番嫌だったのはここです。今までやってきたこと個人の能力・才能・背景、そういったものは「勧誘のため」だけに使われ実際組織内ではここが一番蔑ろにされます。逆に承認されるひとは、勧誘がうまく、仲間が多く、イベント・セミナーにも熱心で、それをまたダウンに伝えられる」です。つまりコピーが一番承認される世界で、「個性」だとか、「もっと効率的な方法」とかは一切必要とされないのです。やりたかったらやればいいんですが、結局組織が大きくなる(稼げるようになる)には再現性がないと難しいそうです。でも、個性も自我も薄めて、「コピーしたことで承認される世界」って、どうなのだろうか..。

8 仲間が連れて来た友達には、基本的に関わらない (着地を助けるのみ)

実例ですが、仲間が連れて来た友達が私に興味を持ち、知り合いのマスターがやっているイベントを紹介したことがありました。そうしたら、夜紹介者から電話がかかってきて、「そういうの横取りっぽくて気分良いものではないから、やめようか」と。世の中には色んな選択肢があって、何を選ぶかは誰が口を挟むものでもないのに、この世界にいると、「選択肢」は、操作されてしまうんだなあ、とおもいました。「友達のため」と言いながら、「このサークルのいいところ」だけをひたすら述べる仲間に、やるせない気持ちを持ち、飲み会にも次第に行かなくなりました。

まとめ

 

以上が、私が洗脳下にありながらも、違和感を感じた8つのことです。

  • 1 「いま、土日休みで一人暮らしの友達って何人いる?」
  • 2 飲み会にくる友達の情報は裏で流されていた
  • 3 「誰と一緒にいるかが大切」といって、常に仲間の集まりがあった
  • 4 「自分の意見」を気軽に口にすることは許されなかった
  • 5 喜んでイベントやセミナーでタダ働き
  • 6 10年クラスの人の稼ぎが0~30万円 
  • 7 個性は重視されず、成功者のコピーが成功したひとのみ承認される
  • 8 仲間が連れて来た友達には、基本的に関わらない (着地を助けるのみ)

定期的に勉強会なるものがあって、「自分の周りで起こったことは全て自分が源」といったような基本指針を教えあう時間が用意されていました。1回それに向かう途中に過呼吸で倒れ、仕事のストレスかなあと思っていましたが、多分無理やりマインド(と脳)を変えようとした弊害だったのかな..。本当に私のためを思うなら、「ネットワークビジネスじゃないよね?」って聞いたときに、濁したりごまかしたり嘘ついたりしないでほしかったし、「一人暮らしはしない」って言っているのに強引にすすめるのはやめてほしかった。

何をするかも自由ですが、「自分が稼ぎたい」というエで、回りの人を巻き込むのだけはやめてほしいなと思います。経営者になんてならなくていい、好きなことでお金をもらえるって幸せなことだ。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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