前回の記事【ネットワークビジネス】勧誘の断り方では、具体的な断り方について、パターン別で解説しました。こちらの記事では、ネットワークビジネス傾向者の特徴について解説をしていきます。
ネットワーカーに見られる特徴5つ
下記は1年間の実体験を元にまとめた、ネットワークビジネスに共通する特徴です。これらの特徴がみられたら、『ネットワークビジネス勧誘者』の可能性を疑ってください。
- ① お茶やご飯を短期間に繰り返す (断ってもしつこく予定をきかれる)
- ② カフェや、公共の場所で人を紹介してもらう
- ③ やたらと本をオススメされる
- ④ 実家を出ていないと自立できていないと、一人暮らしを促される
- ⑤ 情報革命で働き方が変わる、など未来の不安や心配を煽る
これだけではわかりにくいとおもいますので、『勧誘者の見分け方』をご紹介していきます。
パターン別の行動と傾向
① お茶、ご飯に頻繁に誘ってくる
- 短時間のお茶やご飯を重ねる
- やたらと短いスパンで強引に次の予約を入れてくる
② カフェや、公共の場所で人を紹介
- 尊敬する人、お世話になっている人を紹介してくる
- なぞの社会人サークル飲み会に連れて行かれる (スポーツイベントもあり)
- 師匠と呼ばれる成功者が出てくる (大体タマワンに住んでいる)
③ 本をやたらと勧める
- ネットワーカーの思考に近付いていく本を進められる
- 本と体験にネットワーカーの言葉が混在させ、判断軸をずらしていく
④ 一人暮らしを勧めらる
- 親しい人から物理的に遠ざけ、邪魔を防ぐ
- 情報を偏らせて、ネットワーカーの思考に傾けていく
⑤ 未来への不安や心配を煽る
- 不安を聞き出し、働き方を考えさせる
- 今行動を起こすべきだと煽り、転職やその他の選択肢を提示する
実際の勧誘は、「ソレ」だとはわからない可能性も
マルチ商法やネットワークビジネスの勧誘のイメージというと、
- 会ったら「ネットワークビジネスをやってるんだよね」と言われて、誘われる
- 商品を見せられ「一緒にやらない?」と勧誘される
というような、直球でオススメしてくるイメージがありますが、実際はもっと巧妙にできているのです。街コンやオクトーバフェストなど多数の人々が集まる場所にネットワーカーは潜んでおり、日夜声かけに勤しんでいます。「よく私も飲み会開いているからおいでよ」といった軽いお誘いも多々みられます。ありふれた会話に体験が重なり、警戒心がいつの間にか薄れていき、いつの間にか相手の懐へ入っていた、というケースがとても多いのですね。
やたらとお茶に誘われたり、「尊敬するひとを紹介したい」、「社会人サークルに入ってみんなで何かを頑張っている」といったワードには要注意です。スポーツサークルなんかも勧誘目的で開かれているところが多いので、注意するにこしたことはありません。
あとがきにかえて
ネットワークビジネスにおいて、『ブラインド勧誘(最初に契約内容とは別の目的で誘い出し、それから勧誘して契約させようとする行為)』は法律で禁止されています。実際に「何をやっているの?」と聞くと、「アムウェイだよ」と、ネットワークビジネスをやっていることを最初に明示してくれる人もいます。(アムウェイの人は特に最初にいってくれるので、逆に心象がよかったりもする)
この場合、「やる、やらない」の2択で答えられるので良いのですが、厄介なのはギリギリまで隠していて、「そんなつもりはなかった」と知るようなケースです。契約するしないの問題ではなく、怖いのは組織に関わることで進行するマインドコントロールですね。
対策としては、「人は簡単に騙される」ということを知り、変だなと思ったら周りに相談する、など、「些細な不安」を無視しないことがキーになってくるのではないでしょうか。
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