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「プロジェクトリーダー」の面白みと葛藤

2019/03/24
 
この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。
人間関係の悩み、
どうしようもなくなんかなくて、
いつだって大切なのは、
どうやって解決するか、
どう捉えていくか。
痛くて、苦しくて、
とてもとても大切な経験、
いつか誰かの役に立ちますように。
プロジェクトとは、
想像を創造することであり、
プロジェクトリーダーというのは、
仮説を元に、実態のない結果を描き、
その結果を得るためチームを動かし、
「新たな価値を創造する仕事」である。
わたしも大きい企業に入る前は、
好き勝手やってたもので、
やりたい、って言って自分が動けば、
ある程度の結果が得られて、
結果を上に報告、おおよかった、
でよかったんですが、
大きい会社になると、
使う予算、規模、関わる人数が、
単純に大きくなるので、
ひとりでやっていくのではなく、
皆を巻き込んで、
結果を作っていく必要がある
それを総称してプロジェクト、
それを引っ張っていくひとが、
プロジェクトリーダー
名前は難しいけど、こうやって書くと、
なんか出来るかも、ってなりませんか。
主要工場全ての梱包を統一して、
保管費用/輸送費をガツっと下げる。
(370〜1,000万/年間 down)
それがいまの、わたしの、
最後の、プロジェクトです。
すっかすかの倉庫を見て、
「これなんか変えたいんだよね〜」
とぼやく上司の姿を見て、
「そう思うのなら変えましょうかニコ
と軽く言ったのがスタート。
手を出したものの、
なぜこの仕様を使い続けていたか、
理由の掘り出しからはじまり、
ベストな形を決めるために必要な、
倉庫の保管スペース、国際輸送事情、
工場事情 etc etc….
梱包のプロに相談しつつ、
ヒアリングに足を運び、計算し、
図面を作りとやりはじめたら止まらず、
原案と見通し、費用対効果を持って、
やる価値がある、との社内説得、
決定権を持つ上への根回し、
(会社の意にあっていなかったら、
時間の無駄なのでここを握るの重要)
全部持って立ち上げまでに3ヶ月、
社内、他社への協力依頼(キックオフ)に2ヶ月、
懸念潰しに1ヶ月となかなかの奮闘。
プロジェクトリーダーの、
なにが難しいかって、
自分の仮説に自信を持ちながらも、
フラットな視線を持つこと、
だとおもう。
コアメンバーは10人だとしても、
10人全員に同じ方向を見てもらうのって、
本当に難しい。
ぼやきや反対意見のなかにも、
核心をついたものがあったりして、
その意見が、言葉が、
懸念として潰しておくべきもの、なのか、
やりたくない言い訳、なのか、
ここの見分けが難しい。
「ゴールを明確に頭に描き握ること、
それをきちんと言語化して伝えること」
コンスタントに繰り返し、
必要があれば思い切って舵を切る。
反対意見もきちんと、
本質を捉えて答えていかないと、
それはダメだよ、と切り捨てていては、
後々人が付いてこないのもわかるので、
一回受け止めてから後日、
明確に理由を持った上でお話する。
結構気を使う、
上の人でも関係ない、
好き、嫌いで仕事はしていない、
こうしたらいいんじゃない、
それはだめなんじゃない、
あちこちから飛んでくる
意見は、正しければ取り入れるし、
重要でないファクターなら、
心を鬼にして差し戻す。
好き嫌いではない、でもこれが時に辛い。
なんとなくいやだ、と、
根拠のない反対を延々と述べる彼女に、
数字を並べて説明したところで、
難しいことはわからない、と。
その意見も欲しので、
ファクターを持ってきてもらえば、
一緒になにが問題か考えますので、
と下手にでたところで、
んー、でも中国だから、
変えたら混乱するとおもうんだよね、
みんな変えない方が、
いいかもって言ってるよ、と。
(こういう時のみんなは大抵2,3人)
なにかを変えるときに、
混乱が生じるのは当たり前だ。
重要なのはそれを、どうやって、
最小限に留めるか、だ。
影響ない旨を生産の管理番に
確認してもらっていても、心は揺れる。
納得してもらわなきゃ意味がない。
基本わたしはあまり反論しない、
戯れもしない、悪口も言わない、
人の意見はちゃんと聞く、
それでも必要があれば、
その物事に対しては意見する。
人格どうのは特に言わない、
いちばん重要なのは仕事がまわるか。
とはいっても、
コントロールできるのは自分だけで、
耳に入ってくる意見はさまざまだ。
「んー彼女、難しいですよね。
嫌いなひとの意見は聞かないですからね」
嫌い?嫌いっていった?
彼女がわたしのこと好いてないのは
わかるけど、わざわざ言う必要あるかな。
かと言って、
調子よく、好かれるように、
ウンウン言って、飲み会いって、
他人の悪口に付き合わされるなんて、
もっと、ごめんだ。
そんなことを繰り返して思った。
好きか、嫌いか、それは、
わたしが干渉できることではないのだ。
わたしにできるのは、ただ、
目の前の仕事を、賢明にこなして、
結果を出すこと。
そのためにチームを導くことで、
それは決して、皆に好かれることと、
イコールではないのだ。
嫌われることとも違う、全く、
別軸の問題なのだ。
立ち上げて5ヶ月、多くの人が、
上が、潰れそうになったわたしを、
引き上げ、前に出しては、
「大丈夫だ、戦え」と励す。
ひとがついてくるか、こないか、
それは必ず、結果にあらわれると思う。
来月、軌道に乗せたところで、
わたしはこのプロジェクトを、
次へ引き渡す、
でも後悔はない、
ベースに基づくプランニングを
あとは実行するだけだ。
こっからはきっと、誰でもできる、
わたしでなくても。
なにが言いたいかって、
悪口や、文句は言えばいいとおもう。
それでひとがついてくるのなら。
ちなみに、わたしは、ついていかない。
そんなわたしを嫌うなら、
どうぞどうぞ、お好きにどうぞ、だ。
でもわたしは嫌わない。
その人の意見の中の一部を否定しても、
その人自体をわたしは否定しないし、
嫌うこともしない、悪口も言わない。
プロジェクトでもなんでも、
リーダーはある意味、強さが、
好き、嫌いを超えたひととしての、
強さが、必要なんだなと思った。
反対することと、嫌うことは
似ているようで違う。
勝者、敗者ではない、
それこそがわたしのwin-winだ。
悪口を言われてもいい、
なんかあのひと聞いてくれるけど、
強いよね、怖いよね、
そう言われてもいい、
わたしは、
プロジェクトも、
人としても、圧勝したい。
そんな葛藤のお話でした。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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