【エリザベス女王の若い頃】18枚の写真でみるイギリスの最長統治者

イギリス王室

父帝の急死により、25歳の若さで即位したエリザベス女王。以降、半世紀以上もイギリスの女王として君臨し、急速に変化する時代を見守ってきました。こちらの記事では、貴重なビンテージ写真や家族の肖像画、スナップ写真などを通してエリザベス王女の若かりし頃を振り返っていきます。

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幼少期

母親であるヨーク公爵夫人の腕に抱かれる、生まれたばかりのエリザベス王女。父であり後の国王ジョージ6世と母エリザベスは、当時は珍しい恋愛結婚でありました。

エリザベス女王の若い頃1926年

両親とともに映るエリザベス王女。父ジョージ6世は「英国王のスピーチ」でも知られています。気性が激しかったといわれていますが、娘を愛し家族を大切にする人物でありました。

エリザベス女王の若い頃1926年

エリザベス王女を抱くのは、エリザベス女王の祖母であるメアリー王太后。イギリス王室の品位を汚すような言動に対しては、厳格な対応を取る厳しい人物だったことでも知られています。

エリザベス女王の若い頃1926年

1歳になって数週間後、ネックレスをつけてポーズをとるエリザベス王女。このときは、叔父であるデビット(後のエドワード8世)が王位継承者となっていましたそのため、エリザベス王女の王位継承は遠いものと思われていたのです。

エリザベス女王の若い頃1927年

母の膝の上に座り父と微笑むエリザベス王女。

エリザベス女王の若い頃1928年

1930年に生まれた妹マーガレット王女と共に。妹のマーガレット王女は自由奔放で、独創的な感性の持ち主でありました。

エリザベス女王の若い頃1932年頃

エリザベス女王の馬に対する愛情は、今でも絶賛されています。

エリザベス女王の若い頃1930歳代

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少女時代

愛犬コーギーと共に。愛犬家であり、少女時代に父ジョージ6世が遊び相手として与えたことから、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークを飼い続けていました。

エリザベス女王の若い頃1936年

父国王ジョージ6世の即位を記念して、バッキンガム宮殿のバルコニーから一般の人々に挨拶。父が即位すると、エリザベス王女は10歳で推定相続人 (王位継承者第一位)となりました。

エリザベス女王の若い頃1937年

母との仲睦まじい関係がみて取れる一枚。

エリザベス女王の若い頃1940年

妹マーガレット王女と、第二次世界大戦中の大英帝国の子どもたちにラジオ放で演説。エリザベス王女は、次第に父帝ジョージ6世の仕事を手伝うようになっていきました

エリザベス女王の若い頃1940年

ウィンザー城でピアノの練習をする未来の君主。

エリザベス女王の若い頃1940年

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素敵な女性への成長

14歳のエリザベス女王、妹マーガレット王女と。

エリザベス女王の若い頃1942年

第二次世界大戦の終わりを祝う19歳のエリザベス王女。一緒に写るのは家族と当時の首相ウィンストン・チャーチル氏です。後に若き女王となったエリザベスは、こういったベテランの首相たちにアドバイスをする役目も担っていくのでした。

エリザベス女王の若い頃1945年

20歳になったエリザベス女王。ウィンザーのロイヤルロッジ、岩の上でポーズをとるロイヤルシスター。美しい姉妹の姿は度々新聞にも取り上げられました

エリザベス女王の若い頃1946年

エリザベス王女の21歳の誕生日、家族と南アフリカを訪れラジオを通して英連邦への奉仕を誓いました。

エリザベス女王の若い頃1947年

エリザベス王女の婚約

エリザベス女王の若い頃1947年

婚約発表を記念して、未来の女王とフィリップ王子の素敵なポートレートエリザベス女王の若い頃1947年
エリザベス王女が結婚したのは、ギリシャおよびデンマーク、ノルウェーの王家であるグリュックスブルク家のフィリップ王子。イギリス海軍で第2次世界大戦に従軍後、当時即位前のエリザベス王女と結婚。妻の女王即位後は海軍を退役し、夫として長年女王を支えてきましたが2021年4月9日、99歳でこの世を去りました

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まとめ

エリザベス女王

ネットフリックス『ザ・クラウン』では、エリザベス女王の生涯がオリジナルドラマとして公開されています。いきなりの女王即位、しきたりを守りながらも新しい時代への変化を拒まず努力を続けてきた女王。イギリスのチャーチル首相やアメリカのケネディ大統領らとも台頭に渡り歩いた強き女王は、70年在位した世界の至宝です。

浮き名を流した夫フィリップ王配とは何度もぶつかりながらも、毎度話し合って乗り越え、子供を立派に育て上げた1人の母親でもありました。夫フィリップ王配は生涯女王を支え続け99歳で死去、その翌年エリザベス女王も96歳でこの世を去りました。彼女がどんな時でも『女王』でいられたのは、両親のあたたかな愛と喧嘩はあれど愛する夫がいつも側にいてくれたからかもしれません。

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