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【社内通訳になるには】働き方と給料のリアルを大公開

 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

はじめまして、英語関係の仕事を複数持ち生計をたてているNaa(当方は生粋の日本人、ダーリンは日本在住のアメリカ人)です。その中でも収入のメインにしているのが社内通訳・翻訳です。自身ほんとに偶然このポジションについたのですが、一般的にあんまり「社内通訳のなり方」って聞く機会がないですよね。ということでこの記事では、社内通訳の給料、稼働時間、働き方など、一般企業で働く社内通訳のリアルをご紹介していきたいとおもいます。

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社内通訳の収入とは!

雇用形態は契約と派遣が多く、時給か日給でボーナスはない場合が多いです。ざっくりと計算して、月給は238,000円~350,000円くらいが相場です。平均年収は285万~420万くらい(勤務時間によって前後します)

どうでしょうか、少なくはないけどそこまで多くも…という感じでしょうか?ちなみにヘッドハンティングで頂く外資の専門職(サプライチェーン周り)求人の給料が500万~950万くらい母数が少ないからか、語学専任より、「語学x専門」の方が市場価値は高いという現実もあります。

 

社内通訳の働き方とは!

フリーランス(ノマド)への足がかりとなる

社内通訳・翻訳を経験することのメリットは、ここにもあります。この業界はフリー(パソコンひとつでできる)お仕事がたくさんあります。そのため企業に属していても、自分の時間がほしかったらフリーの仕事をいれられたり「決まった場所で、決まった時間仕事をする」という縛りからは解放されます(あまり正社員案件はないですが、正社員で副業不可の場合を除く)

 

週5会社に通う、という概念からの解放

 

前述したことのメリットは「週5フルで会社に通う」という生活が変わって行くこと。わたしも会社は大体週3,4くらいにして、あとは好きに過ごしています。常に商談があるわけじゃないので、フルでというよりは案外時短だったり、週数回だったりといったフレキシブルな案件が多いのです。会社でのストレスに耐えていた日々からすると、こんなに精神的に余裕が出ることは正直想像できなかったくらいです。(頑張ったけど、最初に聞いていたらもっと頑張ったかも)

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フリーランスと、会社員どっちがいいの?

通訳の仕事って、どんなイメージがありますか?一番最初に浮かぶのは、フリーランスで好きな仕事を取っていくイメージでしょうか?私は実は反対で、翻訳は取りますが基本的にフリーの仕事で通訳は取りません。唯一やっていくとしたら、有事のときに出向する自衛隊の通訳か(来年申請予定)個人的に付き合いのある企業様の依頼かそれにはいくつか理由がありますのでご紹介します。ここからは個人の価値観であり、見解なので参考程度にみていただければとおもいます。

 

私がフリーランスにならない理由

① フリーだと、前提あわせが大変!

ピンポイントの通訳(1日通訳)って難易度が高いです。普段から会社にいると、その会社の商品・サービスの知識、契約の経緯から、特徴なんかがわかりますよね。なので、わからないことがあっても、知識で補填しやすいのですが、外注の通訳は毎回それがイチからです。前提あわせが大変なのと、労力を使うので、わたしは会社に属する方がやりやすいのです。(これができるのがプロの通訳さんだとおもいます、ほんとにすごいです)

 

② 数社の単発仕事より、ひとつの会社の仕事を継続したい

単発の仕事では常に本番ですが、一般企業に属していると翻訳、書類チェック色々な仕事があります継続しないと英語力はどんどん落ちていきますので、どうせ英語に触れるのであれば、お金を貰いながら勉強できたほうがお得だなと思うのです。(あと自分で仕事を探す手間が省けるので若干小心者のわたしには経済的にも精神的にもこっちのほうが楽だったりもします)

 

③「英語」の仕事だけにフォーカスしたい

有名な通訳になると事務所を持ったりできるのかもしれませんが、新米はひとり。自分ひとりでお金やスケジュールの管理、営業や、先方とのやり取り諸々をやる必要があります。この工数を考えると、会社に属してピンポイントで「通訳だけ」「翻訳だけ」をやらせてもらったほうが、トータルでみるとコスパがいいのです。

 

④組織に入ることで、大きな仕事に携わるチャンスが増える

フリーランスですと、自分で仕事を選ぶと情報が偏ります組織に属すると好きな仕事だけはできませんがいま社会のトレンドが何に向いているか即座に知ることができます。(能力がある人はもちろんフリーでもできるとおもいます)

また、個人では取れないような大きな案件に携われることも。国が関わるような会議にも入ったり、思わぬチャンスを掴みやすいのです。わたしも始めたばかりのころ、国が関わるレベルの通訳に入ったことがありました。個人で秘密保持契約を書くレベルの大型契約です。これは(わたしが)フリーランスでやっていたら、出会えなかったでしょう。

 

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社内通訳はけして夢ものがりではない理由

企業が求めているのは「経験があって、求められる仕事ができる人

逆にいうとそういった人材になればいいのです。著者が最初に目指していたのはバイリンガルでした。なぜなら通訳者はその先にある、夢のまた夢だと思っていたからです。しかし良いのか、悪いのか、わたしはこれらどの肩書も、もっていません。でも様々な企業からヘッドハンティングをいただきます。いまはきちんと実力をつけていけば難しいものではない、と思えるようになりました。それから、通訳学校を出ている、帰国子女、バイリンガル、といった肩書きも関係ないことに気がつきました。

社内通訳になるために大切なもの

通訳になるために最も大切なのは、結局「なりたいという気持ち」と「踏ん張り」なのだと思います。道のりは長いし、険しいです、伸び悩むことだってあります。大事なのは、そこから何を学び、何を起こすかです。正直大学生の頃にこの仕事をしていることは想像できなかったです。勉強ばっかりしてるねーとバカにされることだってありました。でもいまは好きな仕事だけで稼げて、生活ができている、こんなに幸せなことはありません一定期間、苦しくても負荷をかけて本当に良かったと思っています。

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まとめ

というわけで社内通訳のリアルをまとめますと、

  • 社内通訳の雇用形態は、正社員より派遣/契約社員のほうが多く
  • 平均年収は285万~420万くらい(勤務時間と契約・仕事内容によって前後
  • 柔軟に働けるので、時間の縛りがゆるくなり、
  • 努力によってはフリーランスの仕事も取れるようになる
  • 企業が求める「英語力」と「経験」を身につければ決して夢物語ではない

ということでした。実は手に入る場所にあるのに、手に入れ方を知らなかった。そんな過去の自分の苦い経験から、この連載を書くことにしました。少しでも誰かの希望になれば嬉しいです。そしてフリーランス通訳で生計を立てている方については、本当に尊敬の念でいっぱいでございます。もし興味のある方がいたらとても嬉しい、一緒に世界を舞台に働けることを、心から楽しみにしています。

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