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【独学で通訳者】必ず商談を着地させる3つの戦術を大公開|交渉のコツ

2019/02/13
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

はじめまして、通訳・翻訳をしているアラサーのNaa(@GogakuKimamani)です。

海外取引は早7年目になりました。

私は帰国子女でも、生まれながらのバイリガルでもないです。

普通に田舎で生まれて、日本で育っています、両親も日本語しか話せません。

8ヶ月の留学ののち、中小企業、大企業で貿易、コンサルを経験するうち、交渉方法や海外取引を覚えました。

そして、2018年からはその知識と経験を元に色んな会議通訳にはいるようになりました。

今日は私が使っている「緊張しないで会議をばちっと決めるコツ」を紹介します。

 

1 前日までに絶対に調べるべき、3つのこと!

会議通訳に出席が決まったからといって、当日いきなり現れるのはリスクです。

必ず、前日までに、

  • 会議の背景
  • 会議の目的
  • 自社の希望着地

の3つを会議の進行役(もしくはプロジェクトリーダー)に確認しましょう

これは会議の道標、これがあるだけで会議の難易度が半分以下にさがります。

これだけだとざっくりしているので、重要なポイントを説明していきますね。

 

1会議に至った背景

ここで掴みたいのは、なぜこの会議が行われるに至ったか、です。

例えば自社商品の、ITソリューションをアメリカのB社に売る場合

押さえたいポイント

  • なぜB社との交渉にいたったのか(展示会、またはWebオファー?)
  • 相手との関係性(どんな関係を築き、どのくらい興味を持っているのか)
  • 出てくる商品内容(ITソリューションとは具体的にどんなものなのか)

当日の資料も、可能ならシェアしてもらいましょう

事前に目を通しておくことで、出てきそうな単語、表現も学ぶことができます。

 

2 会議を行う目的

メールでなく、あえて対面(TV会議を含む)会議を行うには理由があります。

希望に沿った場の作りを手伝えるよう、目的を把握しましょう。

先ほどのケースでいくと。

  • 直接会議を行う意図(提案に対する感触を確かめたい)
  • もっと詳しく説明したい、または聞きたい
  • 相手にソリューションを売りたい

こういった意図が裏にあるはずです。

目的の把握を徹底することで、自分も自然に溶け込めるようになるでしょう。

(いきなりくるとチグハグになりますからね)

 

3 希望着地(最重要)

ここ、最重要です。

着地をいくつか出しておくと、相手の反応を見ながら柔軟に対応することができます。

押さえたいポイント

  • 雇用主側の「希望着地」を把握
  • 2、3パターン出してもらうと、柔軟に対応出来るので尚可
  • 最低着地も把握しておくと尚良

着地をいくつか出しておくと、相手の反応を見ながら柔軟に対応することができます。

またこちら側の希望着地点を聞いておくことで、さりげなく誘導することも。

例えばさっきの「ITソリューション」パッケージ営業の会議だと、

  • 絶対相手の会社で、大きな効果を出すので絶対売りたい、のか、
  • 世界に見ない新しいソリューションなので、相手が興味を持つか否か知りたい、のか
  • お互いの意見をすり合わせて、提供できるものがあるか確かめたい、のか。

でアプローチが変わって来ます。

着地といっても、「商談取りきりましょう」「いい返事もらいましょう」という曖昧なものじゃだめですよ。

そこまでかってくらい具体的に、言葉にして、理解しておくことが大切です。

最低の着地ライン「商品についてのフィードバックをもらう」なども決めておくといいですね。

せっかく会議をやるのですから、「なんとなくおわった」だけはプロとして避けたいですね。

 

企業通訳は、コンサル通訳に近い

派遣で企業に長くつく通訳はちょっと特殊で、司会進行(場まわし)までこっちにまわってくるケースがあります。

(いわゆる英語に関するなんでも屋さんのなかの業務に、通訳もはいっているかんじですね)

社内事情、傾向を掴んでいるからか、コンサル(物事の要点をまとめながら)通訳をしている感覚が強いです。

 

通訳の願い、「主語と述語」をいってほしい

普段営業部にいた通訳さんが、「よくわからないので、やり方をみたい」とのことで、某国と都市再生の会議に、第一通訳として参加したことがあります。

営業部のひとはある程度自分で話してくださるので、「必要なときだけフォローしてね」といった感じでした。

が、これがすごい難しかったんですね〜。

何でか、一番困ったのは、とにかく主語と述語がない

「あ、3日以内にそれやります!」

といわれても、ぱっと言い換えられないんですよ、だって、

「He will do in within 3 days」と言えないのは、Doに相当する出来事がいっぱいあるから。

  • 書類を提出するのか
  • NDAにサインするのか
  • 電話するのか

「だれがじゃ~~なにをじゃ~~~」となるんですね。

ある意味、全てを訳す会議のほうが楽で、ときどきフォローするほうが大変なのかも。

主語、述語をいってくれる(またはわかりやすい)会議は大変ありがたいです。

というわけで、わたしの全ての戦術を公開しました。

たった3つ意識するだけでだいぶ楽になるので、ぜひ盗んでくださいね(笑)

逆に言うと会議の前はわたしこれしかしていません、あとは寝坊しないこと。(1回あった)

 

あとがきにかえて

 

昔から英語は好きでした、公式を知れば知るほど解ける暗号みたいなものだとおもったのです。

でもねえ、実際留学したら散々で、仕事では帰国子女が疎ましくて

通訳者は手の届かないものだと思って、目標からも外していました。

そして普通に、「むりだったね~」といって人生を終えるものだとおもっていました。

でも、それでも、無理だとしても、「もっとマシな自分になりたい」と積み重ねた日々が、絶対に無理だと思った場所に、それも想像以上の場所に、連れていってくれた。

いまは普段じゃ絶対会えないような人に会える会議が、本当に楽しいのです。

そして、今まで頑張ってきたことが数珠のように繋がっていく感じが、本当に幸せだなとおもいます。

いまやっていることが5年後の自分を作ります、いつもそうです。

やりたいことがあるなら、悔しいなら、ぜひその気持ちを先につなげてくださいね。

独学での通訳のなり方はこちら:【徹底解説】独学で通訳者になるには① |社会人経験を積もう

コンサル、プロジェクトリーダーのコツについてはまた後日。

ぜひ、やりたいこと、やってくださいね。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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