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【SNS誘拐を少女視点で解説】何故知らないオジさんについていくのか

 
twitterで知り合ったおじさんに、何故ついていくの
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

SNSでの誘拐事件が相次いでいるわけですが、そもそもなぜ彼女達は怪しい人についていくのでしょうか。「せつじろう」を名乗って少女 (12) を誘拐した男性は「彼女が助けを求めた」と主張しており、SNSで知り合った愛知県の少女 (14) を誘拐し逮捕された八王子市の男性 (43) は「一緒に寝ることになりますが大丈夫ですか」と気色悪いメッセージを送っていたのに、少女はついていったわけです。

ただ小学生の頃からネットを使っていた自身、こういうのって昔もあったな、と心あたりもあるわけで…この記事では少女視点で「なぜ知らない叔父さんについていくのか」考えられる理由3つを考察してみたいと思います。

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① 知らない世界への興味

一つ考えられるのは、「知らない世界への興味」です。というのも、2007年ごろは「仮想空間」や「コミュニティサイト」の全盛期、方法は違えどあちこちで同じようなことが起きていました。『仮想空間』というのはかんたんにいいますと、「(現実世界とは別に) ネットの中に自分の世界をもち、アバターや架空の空間で人間関係を紡ぐ」というものです。

SNS事件 なぜ少女たちはついていくのか

(参考画像:MILU 2009年2月12日より運営された3D仮想空間。韓国の同名サービスを日本向けにローカライズしたサービス)

匿名で日本中の人たちと知り合えるので、好奇心からいろんな人とお話ししていました。丁度「写メール」ができた頃でしたので、仲良くなったら「写メ交換」というステージにはいり、お互いの顔写真を送り合うんですよね。私は可愛い方ではなかったので、「直接会おう」といったお誘いはなかったのですが「かわいい子、美人な子」だったらお迎えがきていたのかも..と思うとゾッとします

 

② 自分は大丈夫だろう、という安全神話

SNS誘拐はなぜおきるのか

世の中には「良からぬこと」を考える人もいるのですが、親に守られている未成年者は「危ない人がいる」事実に気づきにくいという現実があります。また怖いもの見たさ、といった好奇心もあり、危ないかもしれないけれど、自分は大丈夫だろう」と謎の安心を持っていたりもします。

SNS誘拐はなぜ起きるのか

  • ついていったらどんなことが起きる可能性があるのか
  • 実際にどんな事が起きているのか
  • 自分がそういう目にあう可能性はどのくらいなのか

を知るとまた子供さんの行動も変わってくるかもしれません。純粋な子供に「人を信じるな」と教えることは酷ですが、「ウソかもしれない、危ないかもしれない」ことは社会に出てからも必要ですからね。

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③ 第3の居場所が欲しい、意外と親に忖度している子供達

【SNS誘拐を少女視点で解説】何故知らないオジさんについていくのか

学校生活が楽しくて、家での生活も楽しくて、というならいいのですが。学校での人間関係や、毎日課せられる宿題、習い事と意外と子供って忙しいんですよね。大人であれば「息を抜く場所」をつくり、ストレスを発散させる術を持つことができるのですが、子供にはその自由がないわけです。

何故知らない人についていく

わたしが中学生の頃、仮想空間にのめり込んだのもそういった理由からでした。サイトの中のすれ違いで殺人事件が起きたり、大きな事件があったことも知っていましたが、自分には関係がないことで「居場所がないよりずっとマシ」と思っていたのです。その時にいろんな人と話したから学校での嫌なことを乗り越えられたし、勉学を続けて進学したいとおもった。田舎で育った私が「未来」に希望を持てたのは、ああいった「息を抜く場所」があったからです。

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あとがきにかえて

【SNS誘拐を少女視点で解説】何故知らないオジさんについていくのか

SNS規制や、教育、監視を強化するべき…といった理想論がささやかれていますが、SNS誘拐事件の根本って「子供のストレス」にあるのではないかとおもうのです。子供が何を不安に思っているのか、不満におもっているのか、ストレスのはけ口がないために、

  • 他人に怒りをぶつけたり (いじめ)
  • 良からぬ人についていったり (SNS誘拐)
  • 未来に絶望したり (自殺)

悲しい事件が起きてしまうのではないでしょうか自身が通っていた学校にも「カウンセリング」部屋があり、「逃げ場がある」と思うだけで随分助けられたものです。目先の問題を解決しても根っこが残っていればまた浮上してくるわけで、根本的な解決策をそれぞれが頭を使って考えることが重要なのかなとおもいます。「わかってくれた」という思いで救われる想いや命が、この世にはたくさんあるのですから。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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