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【自由ってなんだ】好きなことを見つけろ、という呪い

 
好きなことで生きていくの実例
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

昨日の林先生の初耳学で「高学歴ニートに熱血授業」という特集が組まれていました。「失敗が怖い」「何にも縛られたくない」という生徒の言葉に、時代がかわり副業が解禁され「多様な生き方」を選択できるようになったこの時代、学校で「優等生とされた人」ほど「何をしたらいいか」迷う人も多いのかもしれません。この記事では「好きなことで生きていくこと」、そして「真の自由とはなにか」を考察していきたい、とおもいます。

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好きなことで生きていくって、どういうことか

好きなことで生きていく

「好きなことで生きていく」というのは、ものすごく美化された言葉です。もう少し現実的にいうと「好きなことで生きていく」というのは、自分の好きなことでお金を稼ぐことができ、それで充分な生活ができる」ということです。これだけだとふわっとしていますが、要するに「趣味をマネタイズ」できるひとのことです。

 

具体例、今の時代らしいものをあげてみると

好きなことで生きていく

  • ゲームが大好きで、プロゲーマーになった
  • 自然が大好きで、田舎で自給自足を体験できるサロンを立ち上げた
  • インスタグラムがヒットして、SNSマーケティングのコンサルタントになった

「好きなこと」を徹底的に突き詰めていったら、その結果として「自然と触れ合いたい人層から、莫大な支持を得ることになった」、「インスタをヒットさせる技を、多くの企業から教えてほしいと言われるようになった」などなど、いずれも「趣味の延長線上に仕事がある」というのが特徴ですね

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どれも要は、「お金を払う価値があるか」

好きなことで生きていく

では「好きなことで生きている人」と、「ただの趣味にとどまる人」の違いはなにかというと、「その人が持っているもの」に「需要があり、さらにお金を払う価値があるか否か」です。

好きなことで生きていく、のカラクリ

好きなことで生きていく、という呪い

  • 好きなことで生きていく、という呪いインスタグラムがヒットして、SNSマーケティングのコンサルタントになった

という例をみていきましょう。Aさんは趣味でインスタを始め、次第に夢中になり、熱狂的にファンをもつ人気インスタグラーマーになりました。これはどういうことかというと、Aさんは試行錯誤を重ねて行くうちに、「人の心を掴むインスタの作り方」を得た、のです。

好きなことで生きていく

そして、その「Aさんの持つ知識」は、「企業がお金を払ってでも欲しいもの」なのです「ニッチな知識」に需要が出てきて、それに対価を払いたい、という人が増えていくこれが好きなことで生きていくのからくりです。

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「好きなことを探せ」という縛りは、呪いの言葉

好きなことで生きていく、という呪い

しかし日本は、世にも奇妙な「新卒一括採用」を絶対とし、「良い企業に長く務めること」が長年よしとされてきた国です。いまさら「これからは”自分の力で生きていくこと”が必要とされる時代です。副業を解禁するからなんとか頑張ってください!」

好きなことで生きていく、という呪い

と言われても、「…….」となる人が多いのではないでしょうか。なんとなく今の日本には「好きなことがないと不幸せ」といった雰囲気が取り巻いてる気がするんです。でも断言したいのは、別に「会社員 (サラリーマン) 」が悪いってことは全くないんですよ。というより、むしろ、サラリーマンでいたほうが「自分の好きなことに集中」できたりもするんです。

 

むしろサラリーマンの方が、「好きなことだけ」出来る?

好きなことで生きていく、という呪い

私も実際に(通訳・翻訳として)フリーランスを経験してわかったことなのですが、会社から出るって「自由になる」どころか、むしろ好きじゃないのにやらなきゃいけないこと」が増えたりもします。具体的には、

  • 毎月安定した収入を得るために、案件をとりにいったり、
  • 請求書の作成から振込の確認、
  • 納期管理も自分でやらないといけないですし、
  • オンとオフの切り替えしかり、確定申告しかり

会社では「総務、経理、営業」など、それぞれに特化した部がやってくれる仕事も、ひとりでは自分でやらなければいけないのです。

 

「好きなことだけで生きていく」のリスクを背負えるか

好きなことで生きていく、という呪い

収入が多くなれば「人を雇って、自分は本業に集中する」こともできるかもしれません。しかしだいたい最初は自分でやらなければならないのです。それを考えるとひとつの会社に属して、(ただ通訳・翻訳に)没頭するほうがよっぽど、好きなことだけできているともいえます。固定給なので安定していますしね。

「好きなことで生きていく」というのは、それらのタスクやリスクを背負っても、「自分の思う通りの働き方をしていきたい」という覚悟が必要で、「すべてが自分の思い通りになる」といったような夢物語ではないのですね。

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やりたいことが見つからない、という人へ

好きなことで生きていく、という呪い

では好きなことが見つからない」「何をしていいかわからないという人は、どうすればいいのかそれは、会社で働きながら、

  • 興味のあることに端から挑戦したり、
  • いまある仕事にとりあえず熱中してみたり、
  • 好きなことを徹底的に突き詰めてみたり、

「自分が夢中」になれることを探していくのが近道といえるのかもしれません。逆説的ですが、「やりたいこと」って見つけるものではなく、やっているうちに「気がついたら夢中になってる」ものなんです。「好きこそものの上手なれ」っていいますから。そしてその“好きなこと”で生きていくためには、それをマネタイズできるかどうか、が鍵となるんですね。

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あとがきにかえて

好きなことで生きていく、という呪い

というわけでまとめますと「好きなことで生きている人」は、

  • 趣味を上手にマネタイズ出来ている人
  • 「好きなことで生きていく」ことは決してラクな道ではない
  • むしろ会社員のほうが、「本業」だけに集中できる場合もある

それでも、会社のあれこれに縛られることなく、自分の道を突き進めるのはやっぱり魅力的でもありますね。なので個人的には「こっちにする」と決めることなく、色々やっていいとこ取りをしていったらいいのかなとおもいます。「会社で得た知識」がフリーに生きることもありますし、逆もまた然り。自由だからこそ柔軟に「自分が心地よい道」をできるところから探せていけたら、もっと人生が豊かになるのではないでしょうか

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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