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【コラム】TOEIC900を超えたら、退屈から抜け出せると思っていた

2019/03/28
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

はじめまして、通訳・翻訳のNaaです。海外取引7年、TOEIC900を超えたあたりから通訳・翻訳に本業を変え1年がたちました。もちろん享受したメリットのが、遥かに大きいのですが!へ?」と拍子抜けし、この先どうするのよ、と思ったのも事実。今日はそんな取得者のリアルな感想をお伝えします。

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なぜTOEICにこだわったのか

私はそんなに長く英語上達を目標にしてきたわけではありません。どちらかというと、それしかできなかった、というほうで。貿易メインで海外取引に携わってきたものの、調達業務や、社内通訳、翻訳などもっと幅広く仕事していくためには、「わかりやすい結果」を持たなきゃだめだ、と気づいたから取ったのがリアルなところです。

 

英語がペラペラになったら、退屈な日常が変わると思った

よし、次の試験に向けてやるぞ~と燃えていたときは、「これをクリアすれば、こんな楽しい未来があるかも」という気持ちが常に片隅にありました正直、常にわくわくしていました。貿易は楽しかったし、コンプライアンス整備や、中国工場の物流管理も楽しかったのですが、主に日本語か中国語だったので何か物足りず。ただ漠然と、「900を越えればこの退屈な日常が変わる」と思っていたのです。

 

確かに日常は変わったけど

プライベートの友達は半分以上外国人になり、「英語に関連した仕事」だけで食べていけるようになり、いろんな面で生活は変わりました。労力に対する対価報酬も増え、働く時間はほぼ1/2で月収は変わらず30万維持と、金銭的にもメリットがありました。

あったけど…いままで、目標を追いかけて必死で勉強していた、「今の退屈な日常が変わる」とおもっていた。でも、変わった日常だって1年も経てば、それも「普通の日々」になってしまうのです。

 

TOEIC900の、その先は?

  • フリーランスの通訳を目指す
  • 洋書の翻訳をする
  • 国際会議での同時通訳者を目指す
  • 大使館で働く
  • マルチリンガルになる(中国語、スペイン語など)
  • ビジネス英語を教える側にまわる

頭に浮かぶことは色々あるのですが、「これ!」というものをまだ見つけられていませんひたすら契約書を翻訳していると、これを一生の仕事にするのもなんか違う気がするのです。AI翻訳の開発会社から、翻訳レビューと営業のお話しをいただいたのですが、そっちの方がまだ自分にはしっくりくる気がします…

 

結局何を身につけても、満足か否かは自分の思考次第

今思うのは、「足るを知る」という言葉にあるとおり、「日常」をどう捉えるかは自分次第で、何か武器を身につけたからといって、自分の思考が変わるわけじゃないんですね。「新鮮!」「楽しい!」「幸せ!」は一時的な感情でしかなくて、人生に満足できるか否かに資格や、所有物は関係ないんだな、と気付いてしまいました。

自分の人生に与えられているものだけを見ていれば、常に満ち足りていられる。人生に足りないものを見ていれば、決して満たされることがない。 (オードリー・ヘップバーン名言)

 

あとがきにかえて

ちなみにこれは、TOEICが意味ないよ、といった趣旨の記事ではありません。そして、取ったものの使い道がない、という話しでもないのです。

英語がペラペラになったら、退屈な日常が変わると思ったけど、そんな生活も1年も経てば普通になる。自分の人生に満足するか否かは、資格や所有物でなく自分の考え次第だなというお話しです。また新たに「何か」を追い求める前に、「今あるものに感謝」し、「当たり前の幸せ」に気付ける余裕を持ちたいなとおもいます。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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