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大河ドラマ「利家とまつ 加賀百万石物語」から学ぶ、格好良い生き方

 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

NHKで 2002年に放送された大河ドラマ、利家とまつ~加賀百万石物語~をご存知でしょうか。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、3人の天下人が“男の中の男”として頼った前田利家とその妻まつに焦点をあてた物語です。激しく天下が揺れ動いた戦国時代を、3人の天下人と身近に接した利家。幾度となく厳しい状況に追い込まれながらも、夫を励まし支え続けた妻・まつ。

このドラマの魅力は歴史云々だけでなく、強い意志を持ったひとが織りなす人間らしい生き様の描かれ方です。みなさんのなかにも「こうありたい」という人物像がきっとあるはず。今日は、登場人物の特徴や名言を元に、各人物の魅力を存分に解説していきたいと思います。

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(なお、本記事ではあくまで大河ドラマ上の設定及び人物像についてふれていきます)

前田利家(唐沢寿明)

(画像 チャンネル銀河より引用 https://www.ch-ginga.jp/sp/feature/toshiietomatsu/)

真っ直ぐに人を信じ、3人の天下人に「男の中の男」と慕われた利家。若き頃から「かぶき者」と言われた自分をこえる「大うつけ」と称される信長に惚れ込み、「信長様の元で働きたい」と家の反対を押し切っていくさ人となります。「生きることは心の富を蓄えることである」という信念のとおり、義理と人情を突き通し、「自分の信じた者」を守るために、命をかけて戦い続けた利家

信長と秀吉の没後、「天下は家康か、利家か」と言われ、両派に緊張が続いた時期もありましたが利家が先に他界。そこから一気に形勢が徳川方に傾くも、利家との約束を反故にせず前田家には手を出さない家康そこでまつは、「夫・利家はたったひとりで、いままで徳川家との戦を止めてきた」ことを悟ります。そして徳川家康は、「巨大な男であった」と大きく頷くのです。最後まで、世のため人のために、生きた利家、名をあげる人の近くにこういった「強く優しい者」がいるのかもしれません。

 

織田信長(反町隆史)

(画像 チャンネル銀河より引用 https://www.ch-ginga.jp/sp/feature/toshiietomatsu/)

「戦は世のため、人のため」という強い信念を持ち、次々と領地を平定していく信長奇抜で容赦のない冷酷な人物かと思いきや、戦で父を失ったばかりのまつ(4歳)を見て、「すまなかった」と呟き、「このような子がたくさんおるのだ。子を亡くした年寄りも。人間っていうのはずっとやっているわけだ」と時代に怒りを向ける場面も

織田家を束ねるために持った鬼の部分とは別に、利家や、秀吉、部下の人間関係に細やかな配慮を見せるなど、今までの作られた信長像のイメージを壊すことなく、まさに「時代を変える、強い男」を演じた反町さんの演技にも感服するものがあります。

 

豊臣秀吉(香川照之)

(画像 チャンネル銀河より引用 https://www.ch-ginga.jp/sp/feature/toshiietomatsu/)

キレ者で人たらしと呼ばれた秀吉、「地位もなにもない自分には、親方さまに命がけでへつらうしかないのだ」となりふり構わず信長へ忠誠を尽くします。最終的には天下をものした秀吉ですが、「周りのものが自分に服従しない」ことに対して怒りをあらわにすることも

力で周りを支配しようとする秀吉に対して、大政所(秀吉の母)がいった台詞、「実るほど頭を垂れる稲穂かなというでしょう。偉くなるほど謙虚に、頭を下げなさい」も印象的でした。権力の怖さと、憎みきれない人間らしさ。力を持つほど抑えることを学ぶ必要性があるんだ、と。人を妬み、嫉み、追い落とし、自分の欲のために人を犠牲にし、それでも善人としての側面を捨て切っているわけでもない憎みきれないのは、この人間らしさは誰もが持っているものだからではないでしょうか。

 

利家の妻まつ・芳春院(松嶋菜々子)

(画像 チャンネル銀河より引用 https://www.ch-ginga.jp/sp/feature/toshiietomatsu/)

物事の通りをわきまえていて、幾度となく厳しい状況に身を置かれながらも、夫を励まし支え続けたのが妻・まつです。御仏のようだ」と称されるくらい、清く正しく美しい女性利家が加賀百万石の大名へ出世していく影には、「わたしにおまかせくださりませ」というまつの力強い言葉や支えがありました。

男の世界の理屈に抗いきれず、涙する場面も。しかし彼女なりにうまくいかないことに悩み苦しみながらも、と前を向いて明るく前田家だけでなく、先がわからぬ戦国の世に光を灯す存在でした。秀吉とおねの夫婦とは特に仲がよく、「秀吉の側室に男の子」ができたときには、子ができないおねが離縁されることを懸念して、お腹を痛めて産んだ大切な子を差し上げます。

「やれることは自分でやる」というスタンスのまつ。幼い時に父を目の前で殺されたり、利家没後は14年間徳川の人質として江戸で過ごしたりと、波乱万丈な人生でありながら、夫の出世を誰より信じ慕い、自分を信じ前を向き続けた気高く強い女性ただ優しくするだけが、全てではない。内に秘めた強さとあたたかさに心洗われるような気持ちにさせてくれる存在です。

 

秀吉の正室おね・北政所(酒井法子)

(画像 NHKオンデマンドより引用 https://www.nhk-ondemand.jp/share/smp/#/share/smp/goods.html?G2009007318SA000)

百姓の出の秀吉は、良い家柄とされた浅野の娘・おねとの婚約をのぞみます。「さるはいやだ」と嫌がるおねでしたが、「秀吉と夫婦になってくれ」という信長の言葉で決意を固めます。おねにとっては望まない結婚でしたが、「大変嬉しいことでございます、ありがとうございます」と即答したのです。「こういう心の広いところがおねにはあった」とまつはいいます。

秀吉との間に子ができず、側室には子供ができ肩身の狭い思いをし、「口惜しい」とときに泣きながらも、秀吉のために、銭のやりくりしたり、出世で疎まれる夫をかばったりと、夫を支え続けます最そして終的には、天下人の正室「北政所」となり、秀吉の死後も祭り事に関わっていくことに。本ドラマの主役は「まつ」ですが、時にしたたかで感情を出すことを我慢しない、地位が変わってもかわらないおね。裏表がないからこそ、秀吉がことを起こしても、予測のできない事態に翻弄されても、堂々と自分らしくいられる姿は美しく時に羨ましくもあります。

 

まとめ

以上「NHK大河ドラマ 利家とまつ 加賀100万石物語」の登場人物の魅力をご紹介しました。どの要素も、人は持っているものだとおもいますが、「こうなりたい」と思う人物像はありましたでしょうか。

このドラマには、一寸先は光という言葉が出てきます。この先に何が待っているのかわからない。闇である可能性が50%であるなら、もしかしたら光である可能性も同じくらいあるんじゃないか、これは何事においてもそうだと思います。いつの世も人の悩みは尽きず、一生懸命に前を向いて一歩ずつ歩いていくことが大切なのではないでしょうか。

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