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【英語女子の働き方】語学力で食べていくことはできるのか

2020/04/14
 
フリーランス
この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

身近なひとの年収とか、貯金とかってわからないですよね。自身も新卒のとき転職を決意するとき、本当にこの道でいいのか、先をいく先輩がいたら教えてくれる人がいたらと何度も思ったものです。ということで、この記事では「英語で生計を立てる生活」のリアルをご紹介したいとおもいます。

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前提

女性

前提として、この記事は何が良い悪いとか、何かを推すためのものではないです。ただ、

  • 今やっていることが、5年後の自分をつくる
  • 口にしていると、そうなるように自分が動いていく

というのは経験上、事実であるとおもいます。大小関係なく、いつだって自分の決断が未来をつくっていくのです。こうなりたいかはまた別として、「こういう道を通ると、こうなるよ」というサンプルの一つとして、だったら自分はどうしたいのか、考えるきっかけになったら嬉しい限りでございます。

 

安定の代わりに、すべてを捧げた正社員生活

中小企業のジレンマ

女性

元々は貿易に興味があり北米の学校で貿易を専攻し、その道を極めてきました

最初にはいった中小企業には海外支社がなく現地の企業と代理店契約を結びビジネスをしていました。自社ではないので融通も効きにくく、よくいえばチャレンジできる環境、会社のキャッシュフローも安定していなかったので、生き残るため になんとしても案件を掴みたい(業績が悪いとほんとにボーナスにダイレクトに響く)そして日本語がそもそも通じないのが当たり前で、四苦八苦の毎日でした。学ぶことは本当に多いのですが、どうしても大手企業の安定感が羨ましく。結果的に3年半務めたあと上場企業へ転職するに至りました。

 

大企業ながらの不満

lady ng

しかし人間は贅沢ですね。大きな会社に移ったらまた違う不満が出てきましたあんなに羨ましく思った大手ならではの特徴「海外支社」もちろん融通は効きやすくなるのですがデメリットもありました。「自社の海外駐在員」がいるので、やり取りがほぼ日本語になるわけです。

また取引先も大きいところが多く、調達先の工場を見つけたとしても担当者が日本語を話せるところが多い、話せない工場には中国語が話せる担当者が当てられるわけで、英語をほぼ使わなくなってしまったのです。しかも大きいところは分業化されていることが多く裁量権は少ない。結局隣の芝生は青く、会社を変えれば不満が解消される、ということはなかったのです。

 

外資と日本企業、いくならどっちだ

相談

1年ほどたち「このままでは英語力も薄れていくし、やり甲斐も…」と悩み始めました。貿易の仕事はどこも似通ったものでして、転職に戸惑いはなかったのですが、元外資系のコンサル会社いた上司に相談すると、意外な答えが返ってきました外資の場合、

  • 日本オフィスは結局支社でしかない
  • 能動的に動きたいなら本社に勤めたほうが、裁量権がたかい (決定権は本社がもつので)
  • 経営が傾いたら、一番先に切られる可能性があるので注意

というまさに働いたからこそわかること。以前海外と日本の違いにも書いたのですが、外資といえば

  • 人間関係があっさりしている
  • 成果主義で、残業なしで定時退社

といったイメージもありますが、逆に主張しないと無き者になる」「仕事は自分で取りに行かねばならないといった葛藤が生まれたりもするのです。(※ 会社によりけりで、日本企業のようなところもあるようです)

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どう生きたいのか、どんな働き方があるのかを考える

正社員でいるメリットってなんだろう

正社員だけど福利厚生はほぼなく、将来が保証されているわけでもない28歳で年収480万は悪くないけれど時間はないし心は確実にすり減っていく。携わってきたプロジェクトだって、社長の一声で半年分が水の泡……

すすむ働き方改革、老舗の企業におとずれる時代の波…. 『良い企業にはいれば、生涯安泰』なんてことはなくむしろいきなり会社がなくなるリスクもある。『いい会社に勤め続ける』という成功レールに縛られていたけど、時代は確実にかわっている …. 。正社員にしがみつくことに意味があるのだろうか….そう考えるようになったのです。

 

語学力で食べていく、という新たな選択肢

女性

自分とパソコンさえあれば生計が立つ、そんな仕組みがあったらいいのに。そうしたら子供が出来ても、旦那さんに気を使わず自分らしくいられるのに。何か方法はないだろうか、東京にある通訳学校ISSインスティチュートでトライアルテストを受けたりもしました。でも私は

  • お金を払って勉強したいのではなく
  • 知識をお金に変えたい

ことに気付いて、思い直したのです。

人づてに色々な話しを聞いたけど、私が願うような働き方をしている人はいませんでした。でもそのとき思ったのです、前例がないなら(知らないなら)もういっそ、自分で作りあげていくしかないと。

 

英語に付加価値を掛け合わせ、オンリーワンに

少年

人生はドラクエとか、ゲームに例えるとわかりやすいのですが、世界で一番優れた剣を持つより、良い剣、良い盾、良い馬といった『ちょっと優れたもの』をいくつも持って掛け合わせたほうが、実は強かったりするんですよね。

英語を母国語とする人には敵わないし、それどころか生粋のバイリンガルもたくさんいるわけです。しかし、自分が持っているほかの武器を組み合わせていくと、強さ(社会での希少価値)はぐっとあがるのです。それを考えたとき、自分のなかにあった『通訳 or 翻訳だけをやって、フリーランスになるという概念に縛られるのではなく新たな自分の肩書きを作ればいいと思ったのです。

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語学力で稼いでいく、こんな道

英語を生かす仕事って、隙間を探していくと本当に色々あるんです。

  • 使えるビジネス英語講座
  • 通訳・翻訳 
  • 海外マーケットの調査
  • 就活や英語関係の講演
  • コラムでも、物書
  • 個人輸入・輸出のお手伝い

ひとつに執着するのではなく、色々と組み合わせて出来るものを受けていく。ひとつの企業だけではなく、興味のある企業からはどんどん業務委託をうけていく、そんな生き方もありじゃないかとおもったのです。

 

既存の考えに縛られる必要はない

自由

もちろん自由には責任がセットでついてきます。うまくいってもいかなくても、その結果は自分に返ってくるからです。でもこれしかない、これがなきゃダメだ」「正社員を辞めたら戻れないと萎縮して生きるのはもったいないとおもうのです。

やりたいこともある、年齢だってまだ若い。でも失敗したくない変化が怖い、だから「いまだって悪くない」と我慢していく。なんだかよくわからないプレッシャーのなかで、我慢をしながら毎日会社へつらくなったとき『他の生き方も探せばある』と考えるだけで心は楽になったりするもの。「具体的に自分にはどんな選択肢があるのか」を知ることで、案外「やっぱりこのまんまでいいや」「この生活も満ち足りている」と、逆にすっきりすることもあるようです。

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なぜ、フリーランスにならないのか

フリーランス

正社員をやめるといっても、フリーランス一択というわけではないんですね。会社を立ち上げる、個人事業主としてやっていく、契約社員になる、など働き方もいろんな種類があります。その中で私はあえて派遣システムを用い週3ほどでひとつの会社へいき他の仕事もしていくという方法をとっています。

 

理由① タスクを出来るだけ減らしたい

完全にフリーランスになると、

  • お金の管理
  • 仕事の数調整
  • その他雑務 (請求書作成etc..)

が増えて、タスク、時間の両面でメインの仕事が圧迫されますそれから働く場所も、自分で探さなくてはいけないので意外にカフェ代など雑費がかかるのですね。それに自分の興味範囲外の情報がはいってこないので、情報鎖国にもなりかねません。

それを考慮すると「会社(行く場所がある)」ことは案外ありがたいことで、ある程度組織に属して、新しい情報・世界に関わり続けていたほうが結局楽しかったりもします。

 

理由② 福利厚生をセットでうけたい

派遣でも、一定日数以上働いていれば、

  • 厚生年金に加入することができ、
  • 雇用保険、派遣元の健康保険にはいれて、
  • さらに年休もつく

のですね。会社員を辞めると自らで国民年金と、国民健康保険に加入しなくてはならないのですが、これが意外に高いのです。なのでそこらへんをまるっと任せられるのは、派遣システムのありがたいところ。自分がいちばん動きやすいよう使える制度は、最大限利用したいですね。

 

フリーランスではなく、『フリーな状態』で稼ぎたい

端的にいうと、わたしは『フリーランス』になりたいのではなく、『自分がフリー』でいたいのです。ちなみにこの自由を英語であらわすと “Liberty”。Freeは何の制約もない状態をイメージしますが、Libertyは自分から掴みにいく自由といったイメージがあります。その分仕事のクオリティは担保しますし、締め切りは石に齧りついても守る。

ただどんな状態でも、お互いにwin-winな状態でいたいと思うのです。さて昨今の年収ですが、派遣で週3日社内通訳・翻訳を軸として、後は個別契約でライターや、翻訳などをしながら月収30万円くらいになるよう調整しています。(最初は不安だったので週5日..それから徐々に減らし週3にいたります)

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あとがきにかえて

正社員だったときは、定時にピタっとパソコンを閉じて帰る派遣さんがとても羨ましかったのですが、やはり隣の芝生は青いんですね。派遣になったら正社員をみるとチームで仕事を作り上げて、ーナスが出たらみんなで喜んで、ってのが羨ましく見えることもあります。自分も周りも変わっていくわけですから、変わっていく日常も当たり前なんですよね。

ただ後悔した日はいちどもなく、むしろ自分を抑圧する日々が続いていたので、日々人間らしさを取り戻しているといいますか…. 。過去の思い出は心にしまって、自分らしくあれることを大切にしていきたいと想う次第です。そしてこの記事がまわりまわって、ぜひ若い人に、ちょっとでも、一部でもなにかの参考になれば幸いでございます。

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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