【マザーテレサと人身売買の噂】まことしやかに囁かれていた疑惑の真相

都市伝説

2018年にインド当局は「神の愛の宣教者会」 が運営するシェルターで行われていた赤子の人身売買をやめさせたことを発表しました。この記事では、マザー・テレサの修道会で行われていた人身売買の噂に迫っていきます。

この記事のポイント
  • 同教会では、550ドル〜1,450ドルで赤子が売られていた
  • これは同教会の修道女が行っていたもので、教会自体は関与を否定している
  • マザー・テレサには、これ以外にもいくつもの疑惑があがっている
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慈善団体が人身売買?

マザーテレサと人身売買

マザーテレサへの批判は長い間囁かれてきましたが、議論はいまだに続いています。児童福祉当局は、修道女と慈善団体に関係する他の1人が、550ドル〜1,450ドルで子供がいないカップルに赤子を売っていたと述べました。

ちなみにインドにおける直近の大卒初任給は約2万5千ルピー、USドルに換算すると337ドルほどになります。衝撃的な事実ではありますが、これは数十年にわたり水面下でくすぶり続けてきたスキャンダルが表面化しただけだともいわれています。

しかしこれをきっかけに、インドを統治するヒンドゥー教至上主義のインド人民党 (BJP) とつながりのある著名人が、マザー・テレサの遺産を再考するよう求め始めたのも事実です。

マザー・テレサへ流れた黒いお金

チャールズ・キーティング(Charles Keating)

マザー・テレサに対する批判として有名なのは、キーティング氏との関わりでしょう。1980年代に小規模投資家から数百万ドルを詐取した罪で有罪判決を受けた、故アメリカの金融家チャールズキーティング。

マザーテレサの慈善団体はこの詐欺師、キーティングより寄付を受け、大きな恩恵を得ていたのです。キーティングは懲役12年7ヶ月の判決を受けましたが、実際執行されたのは3分の1の期間だけでした。というのも、カトリック教会がマザー・テレサを『聖人』と宣言する2年前の2014年に彼は亡くなったからです。

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マザーテレサに対する批判

2013年、カナダの学者トリオは 「マザー・テレサの負の側面」 と題した痛烈な批判を発表しています。学術誌に掲載された彼らの見解には、数多くの疑惑が列挙されました。それらには、

  • 貧しい人々に適切な医療を提供することを犠牲にして
  • 人間の苦しみを賛美するマザー・テレサの傾向
  • 疑わしい政治家との関係 (ハイチの独裁者ジャン=クロード・デュバリエを含む)
  • 中絶、避妊、離婚に対する彼女の独断的な姿勢

などが挙げられていました。その他の不満の中には、「礼拝には惜しみないようだが、人類の苦難のなかでの彼女の数百万の財団に対してはいささかケチだ」といったものもありました。

人身売買の真相

人身売買が行われた都市であるランチー大司教の司教は、政府が組織を「意図的に中傷しようとしている」と非難し、慈善宣教者に対する申し立てを棄却したそうです。一方「神の愛の宣教者会」の広報担当者は申し立てについて、「ナンセンス」だと述べました。

しかし実際にインド警察は、その年、3人の赤子の売却を認めた修道女の映像を公開していたのでした。これは修道女の仕業だったわけですが、彼女が単独犯であったのか、大きな組織が裏に関与していたのかはわかっていません。

またこの事件が明るみになったとて、マザーテレサが生きていた時代から起こっていたのか、そして当人も直接的な関係者であったのかも謎のままです。

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まとめ

マザー・テレサが、1979年のノーベル賞授賞式の受諾演説で、「中絶は母親自身による直接の殺人」 だと発言したのは有名なことですね。しかし、マザー・テレサと彼女のNGOはインドの一部の地域で支援を得ています。

マザーテレサが建てた家での人身売買の噂は、水面化で囁かれていました。噂が噂を読んだのか、はたまた一部事実であったのか。マザーテレサはただの広告塔であり、裏組織が大金を苦拗ねていたという噂もありますが、死を待つ人々の家で救われた人がいるのもまた真実だったのでしょう。

そしてマザーテレサが建てた家で、それも近年に、赤子が修道女により売買されていたというのもまた悲しき真実であったのでした。マザーテレサにいついての悪評については、こちらの記事 (マザーテレサの悪評【聖母イメージは改宗させるための印象操作?】)にまとめております。

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