2020-02

呪われた王室

カルロス2世の検死と解剖所見【スペインハプスブルク家にみえる黒い歴史】

スペインハプスブルク家は、輝かしい栄光の一方で、断絶にまつわる悲しい歴史を持っている一族でもあります。この記事では、この黒い歴史を閉じた、最後の皇帝カルロス2世を解剖所見とあわせてみていきます。
フランスの歴史

【マリーアントワネットの生い立ち】名門ハプスブルク家に生まれた王女の宿命

名門スペインハプスブルク家の末娘、マリー・アントワネット。散財と贅沢な生活に愛想を尽かされギロチンで首を落とされたイメージが強いのですが、我儘は元々の性格だったのでしょうか。この記事では、あまり知られていないマリー・アントワネットの生い立ち...
フランスの歴史

【今更聞けないポンパドゥール夫人とは】ベッドから国政を牛耳ったしたたかな女性

美王と呼ばれたフランス王ルイ15世の寵姫、生まれ持った美貌と才覚でのし上がったポンパドゥール夫人。愛人としてお金を湯水のように使いながらも、国政に参加するなど今までの寵姫としては別格の存在でした。今日はルイ15世の愛人としてヴェルサイユ宮殿...
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世界史奇談

【本当にあった黄泉がえり 】土葬は危険!?棺で目覚めた者たちの恐怖の物語

この記事では、実際のところ昨今の土葬はどうなっているのか、また過去実際にあった棺の中で目覚めた人たちのお話しをまとめました。
フランスの歴史

【ヴェルサイユ宮殿】期待を裏切る、18世紀のヤバすぎる衛生事情

「陳は国家なり」の名言で知られるルイ14世により建設されたヴェルサイユ宮殿。フランスの権力と富の象徴であり、ヨーロッパ中の王族が「これこそが王の住まいだ」と憧れ、こぞってフランス文化を取り入れました。 そんな憧れの的とされた宮殿ですが、1...
絵画や神話・物語

天才かナルシスルトか、なぜレンブラントは多くの自画像を描いたのか

オランダには比類すべき画家がいないとさえいわれたバロック期を代表する画家、レンブラント。彼は亡くなる最期まで「自分の肖像画」を描いていたといいます。この記事ではレンブラントが生涯にわたり自画像をかき続けた理由を探っていきたいとおもいます。 ...
絵画や神話・物語

【信念を貫き自己破産】巨匠レンブラントの光にひそむ影(前編)

亡くなる最期まで描きつづけた光と影の魔術師、巨匠レンブラント。途中から注文が減ったのは「顧客の要望通り」ではなく、彼が「芸術の極み」を目指しつづけたからでした。しかし誇り高き信念がなければ、彼の光がここまで輝くことはなかったのかもしれません...
絵画や神話・物語

ロンギの絵画にはなぜ不気味な仮面が描かれているのか

1701年にベニスで生まれたイタリア人画家、ピエトロ・ロンギ。彼は人間の個性や情熱をキャンバスで表現する独自の方法を発見しイタリアの絵画芸術の輝きを飛躍的に高めた人物で、彼の絵画にはとりわけ禍々しい『仮面の人物』が多く登場します。 今回ロ...
絵画や神話・物語

【ボッティチェリ 聖ゼノビウスの生涯の四つの場面】を優しく解説

いい加減戦闘のゴタゴタにも飽き「ちょっとラクでもしたい、娯楽がほしい」「芸術にも自由を」といった風潮がうまれた14世紀のイタリア。今日はそんな時代に生まれたフィレンツェ派の代表画家ボッティチェリと、彼の名画『聖ゼノビウスの生涯の四つの場面』...
絵画や神話・物語

【マルタとマリアの家のキリストに込められた意味】正反対の姉と妹

物語の主人公は、まったく正反対の2人の姉妹。不満げにこちらを見つめる姉マルタと、後ろで主イエスの話しを穏やかにきくほがらかな妹マリア。ディエゴ・ベラスケスは彼独特の解釈と画法で、福音書に記された物語の1つをひとつのキャンパスに表現しました。...
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