女性が男性からお金をもらうことを目的に交際をする「パパ活」。「簡単にお金が稼げる」「若いうちだけ」と高を括る高校生に出会い、大きな違和感を覚えた。まるで自慢げにソレを語るのは、無知だからか、本当に「お金」が欲しいのか。
どうやらその「お金」は、自分が好きな人 (アイドルや人)への貢ぎに使われているらしく、まさしく社会の闇でしかない。彼女たちの話を聞いていると、まるで「今」のことしか考えていないのだ。この記事では、パパ活女子たちの末路について考察していきたい。
- 「若さ」で稼げるのは25歳まで (ギリ20代だけど買い叩かれる)
- スキルもないため、良い職にはつけずまともな男性の妻にもなれない
- いまは人生100年時代、若さを失った70年は貧困道へ進む可能性が高い
パパ活のリアル
私パパ活してるんで、お金あるんですよ
と自慢してきた女子高生の財布には、30万円ほどのお札が入っていた。彼女はどうやら、マッチングアプリやインスタグラムなどのSNSを使って「パパ」を探し、主に3つの分類にわけるという。
- ご飯を食べてお金をもらう男性 (パパ)
- デートをして、お金をもらう男性
- ホテルで最後までいたして、高額をもらう男性
「パパ活」というネーミングで印象が軽くなったが、ようは「援助交際」である。
もはや援助交際
ごはんだけ、デートだけで終わるわけがない (もちろん終える場合も多いらしいが)。
身なりや顔がそれなりの人であって、
え〜、じゃあ追加で◯万円払うから
と高額を提示されると、その流れでそっち方向へと走る人も少なくないという。
ちなみにこのパパというのは、20代〜60代と幅広く中にはイケメンもいるらしい。せめて夜のお店に行くならともかく、犯罪まがいのことを積極的にする「パパ」はいい大人として恥ずかしくないのか。
まあ、いい大人 (周りの同年代の女性)に相手にされないから、なんでも「すごいすごい」と褒めてくれる圧倒的な年下に逃げるのかもしれないが、そんな「厨二病な大人」と関わり続けている女子高生や若い女子の将来はいったいどうなっていくのだろうか。
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パパ活の末路
薄いペラペラな大人の出来あがり
筆者としては、「パパ活は、ペラペラな大人製造システム」でしかないと思う。それは先ほど述べた「厨二病」的な「社会的にみてまともではない大人」と関わっているのもそうだし、それ以上に恐ろしいのは「若さは永遠ではない」というところだろう。
いまは「若さ」こそが武器かもしれない。でも、キャピキャピしたどんなに女の子だって皆平等に歳をとる。筆者は30代なので経験上よくわかるが、女性は25歳を過ぎるといっきにガタがくる (いや、都会だとギリギリ20代まではいけるかも)
いまは人生100年と呼ばれている時代だ。「若い女子」として寿命がきてからも、80年は生きなければならない。80年をそのペラッペラな状態でどう乗り切るのだろうか。
若さを失ってどう稼ぐ
30代以降自分を支えてくれるのは、それまでに身につけてきたキャリア、知識やスキル (勉強)、そして人脈なのである。ぶっちゃっけ、「高給の男性と結婚すればいい」と軽く考えている女子もいるかもしれない。
でも、まじで人生を舐めんな。
いまは、「ふつうに可愛くて一生懸命働いてきた子」が婚活サイトに登録して、それでも相手を見つけるのが困難な時代だといわれている。その子たちは10代から一生懸命勉強をして、地道に努力を重ねてきたのだ。そのなかでに、「パパ活」で稼ぎ努力もせずやってきて、ペラッペラになった成人女性が「どうやってまともな男性」をゲットできるのだろうか。
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パパ活女子の末路
端的にいってしまうと、パパ活女子の末路は、
- できちゃった婚で、若くして結婚 (認知はあれど結婚の可能性は低い)
- 20代中盤以降になって、若い子に負け買い叩かれる
- 金銭感覚がズレているので、一般企業での就職が続かない
- キャバ嬢や風俗嬢を惰性で続ける
そして、これに共通することといえば、今はお財布が潤っていても、「若さという武器」を失った途端貧困道へまっしぐらということだろう。
人生のいちばん大切な時期にスキルを付けてないので、高給職にはつけず、高給の男性もゲットできず (遊び相手にはなれるが結婚相手とはみなされない)、後悔する人が大半だろう。
パパ活男性の末路
話すにわかりやすい例がある。23歳の男性は、パパ活で出会った女子高生とホテルにいき、充分なお金を支払い、合意の上で行為に及んだらしい。そこで女子高生の、
ねー、せっかくだから動画撮ろうよー
という申し出に浮かれて承諾したら、それが「証拠」となり警察に逮捕されたのだ (ちなみにそんなにかっこよくらいらしい)。ただ、
- お金を払った証拠がなかった」ため、
- 「動画」だけが証拠となり、
- 一方的に強制されたと訴えられて慰謝料をがっぽりとられた
らしい。逮捕歴は残るし、親族にも知れ渡るし、いいことはなく地獄でしかない。まあ、ちょっとこれはサイコパスなケースだが、なくもない話なので「パパ活」はリスクが多いということを象徴するかのような話だ。
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まとめ
「若さ」で稼げるのは25歳まで、20代中はギリギリいけるかもしれないが、もっと若い子たちが台頭してくるので同じく「稼げていた頃」には二度と戻れない。
短絡的に稼ぎスキルもないため、良い職にはつけず、まともな男性の妻にもなれない。人生100年として、若さを失った70年は貧困道へ突き進む可能性が高いということでありました。ここまで寿命が伸びると、「若い時は勉強をして、地道にスキルをつけて」いったほうが生涯賃金ははるかに上がることは間違いないでしょう。
自分のやったことの責任は、結局自分でとることになるよ
ちなみに、キャバクラでトップを取る人はコミュニケーションに長けているのでまた別ですね。
生活費や学費のために仕方なく、パパ活をして(も反省して) それを自分の今後にうまくいかせる人は、少なからずいること。きちんと「何が正しいのか」を指導してくれる大人がひとりでも増えることを祈るばかりで、人生は何度でもやり直しがきくことも最後に述べておきたいと思います。
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