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【星の王子さま】はサンテグジュペリの生涯を知るともっと面白くなる

2020/08/10
 
星の王子さま
この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

『星の王子さま』を書いたアントワーヌドサンテグジュペリ。作家として知られている彼ですが、実はパイロットでもありました。お話しのなかで砂漠に舞い降りた王子様で、サンテグジュペリ自身が砂漠に不時着した過去があり、それを元に本は描かれているのです。この記事では、読むだけで『星の王子さま』がもっとおもしろくなる、サンテグジュペリの生涯をみていきたいとおもいます。

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星の王子さまをかいた作家の物語

アントワーヌド・サンテグジュペリとは

Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry

アントワーヌドサンテグジュペリは、『星の王子さま』を書いたことで知られるフランスの作家です。小説家なのかというとそれだけではなく、彼はパイロットであり詩人でもありました。貴族の家でうまれ育った彼は12歳で初めて飛行機に乗り、空と飛行機に夢中になります。1922年の強制兵役中にパイロットとなり、その頃から執筆も始めていました。パイロットとしての冒険や経験は、彼自身の文学にインスピレーションをあたえ集大成として1943年 「星の王子さま」の出版にいたりました

 

サンテグジュペリの子供時代

Birthplace of Saint-Exupéry in the Presqu'île section of Lyon,

サンテグジュペリは、1900年6月29日にフランスのリヨンにある貴族家庭で生まれました。父は幼いときに帰らぬ人となりましたが、彼と4人の兄弟は母に連れられて東の親族の城へ移り住みました。サン=テグジュペリはそこで自由気ままに恵まれた生活送り1912年には初めて飛行機での旅に出ます。

フランスのカトリック学校で早期の教育を受けたサン=テグジュペリは、第一次世界大戦勃発後、スイスの寄宿学校に送られましたフランスに戻ったのは1917年、パリの大学の予備校に短期間通った後、海軍兵学校を試みたのですが、歴史的に乏しかったサン=テグジュペリは試験に落ちてしまいます。代わりに彼はエコール・デ・ボザールで建築学を学びました

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パイロットとしてのキャリアと執筆活動

空を飛ぶ夢が、まさかの形で実現

Antoine de Saint-Exupéry

海軍士官学校へ入学することはできなかったサンテグジュペリ。しかし彼は、1921年兵役中に飛行するという夢を実現する機会を得たのです。最初は陸軍の整備士として働らきその後飛行の仕方を学んだ彼は、翌年には北アフリカを拠点とする空軍のパイロットになりました。1922年、若い女性と婚約しサンテグジュペリは空軍を除隊しますがその後すぐに関係は破綻。サンテグジュペリは空を飛ぶ夢に、再び情熱を捧ぐようになりました。

 

そして物語を書き始める

book

サンテグジュペリは、さまざまな仕事をしながら、パイロットとしての経験に触発されて物語を書き始めました最初の作品アビエイターが発表されたのは1926年のことです。

同じ年、彼はトゥールーズの航空会社エアロポステールでパイロットとして復帰し、フランス、スペイン、北アフリカ間のルートを担当しました。サンテグジュペリの残りの人生は、パイロットと作家という2つの職業が絡み合い前者が彼の文学作品にインスピレーションを与えていたのです。

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サンテグジュペリの最後

パイロットして使命を果たして

Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupéry

1943年にフランスに帰国したサンテグジュペリは、年と病弱にもかかわらずパイロットとして艦隊に合流しました。1944年7月31日には、占領下のフランスを偵察するためコルシカ島を出発。しかし彼が戻ってくることはありませんでした。飛行機すらも見つからなかったため、サンテグジュペリは戦死したとされていましたが、2000年マルセイユ近郊の地中海でサンテグジュペリの飛行機の残骸が発見されます。

多くの憶測を呼んだ彼の失踪ですが、死因はというと撃墜による戦死でした。また自分が撃ち落としたのがサンテグジュペリだったと知ったドイツ兵は星の王子さまの愛読者であり彼の命を奪ってしまったことを知って深く悲しんだそうです。

 

あとがきにかえて

星の王子さま

星の王子さまは、サンテグジュペリの作品の中でも、「子供向けの物語」として描かれた夢のような物語で、原作者の文章とイラストが切り離せないものです。この本のもう一つの特徴は、サングジュペリが書くことをとても楽しみにしていたことです。これは彼にはかなり珍しいことで、彼が米国に亡命していた当時、心理的にも社会的にも国内的にも悪い状態にあったことを考えるとなおさら異例なことでした。

サンテグジュペリの他の書籍にも、「星の王子さま」のカケラが至るところに散りばめられています。それはあたかもサンテグジュペリが、故意にそして意識的に、あるいはおそらくそうではないにせよ、この小さな物語の中で、彼が残りの作品を通して伝えたかった本質的なメッセージをすべて凝縮したようなものだったのかもしれません。

参考文献

  • https://www.archdaily.com/473874/le-corbusier-antoine-de-saint-exupery-and-their-flights-of-fancy
  • https://www.leprogres.fr/rhone-69-edition-lyon-metropole/2019/07/31/il-y-a-75-ans-antoine-de-saint-exupery-disparaissait
  • https://www.biography.com/writer/antoine-de-saint-exupery

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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