【麗しのオーストリア】皇女佳子様が訪れたハプスブルク家ゆかりの地

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2019年9月、秋篠宮家の次女・佳子さまが初めての外国公式訪問されたことが話題になっていますね。「Princess Kako(佳子妃)」として海外のメディアでも取り上げられている佳子様。今回は「国交150周年を記念してのオーストリア訪問だったわけですが、150年前といったらオーストリアではハプスブルク家が実権を握っていた時代です。

(画像引用元:Princess Kako meets with Austrian president on first official trip abroad)

オーストリア皇帝の暮らした宮廷で、何を感じられたのでしょうか。この記事では佳子様訪問のニュースに出てきた「ハプスブルク家」関連のキーワードをご紹介します。

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今も残る、ハプスブルク家の歴史

皇帝の居城だった、ホーフブルク宮殿(Hofburg)

ハプスブルグ家が約600年以上住んでいたという王宮、ホーフブルク宮殿数多くの棟があり2500以上の部屋があるとても大きな建物で、今では一般の人が住むアパートメントや博物館になっています。そしてミヒャエル広場から入って右側の棟には3つの博物館が入っています。「シシィ博物館 (Sisi museam)」「皇帝の部屋」そして「銀器コレクション」、佳子様が訪れたとされているのはシシィ博物館ですね。

 

ハプスブルク家を間近に感じられる、贅沢な空間「シシィ博物館」

今回とくに注目したいのが、このウィーンの王宮内にある「シシィ博物です。シシィ博物館では、ハプスブルク家の皇帝一家が使用していた居間や寝室などが公開されています。そしてフランス・ヨゼフ皇帝の妃であり、シシィと親しまれたエリザベート皇后が所有していた品々も展示されています。

ちなみに「皇帝の部屋」はこんなにも迫力があるつくりに。

フランツ・ヨゼフ皇帝の住居、執務室などを見ることができます。ハプスブルク家は芸術に長けていたことでも有名ですね。豪華な装飾や絵画などハプスブルグ家の栄光を垣間見る事の出来る博物館になっています。

 

佳子様が訪れたシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家・夏の離宮

世界遺産に登録されているシェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の夏の離宮だったそうです。(ちなみに先ほどご紹介したホーフブルク宮殿が冬の離宮とされています)現在の形のシェーンブルン宮殿は、皇帝マリア・テレジアが統治していた1740〜50年代に建てられ、改築されました。宮殿とその広大な庭園は、300年以上にわたるハプスブルク家の歴代の君主たちの軌跡、変化、興味、願望を反映しているといわれています。

ちなみにここはオーストリア最古の皇帝フランツ・ヨーゼフが生まれ、生涯を過ごした場所でもあります。ハプスブルク王朝の崩壊後はオーストリア共和国の財産となり博物館として保存されています。

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まとめ

(写真:ハプスブルク家 銀器コレクション)

オーストリアとの国交150周とのことで、「ハプスブルク家」の名前が珍しくテレビに出ており、佳子様が見て回られた場所を中心に、2019年現在見ることができるハプスブルク家ゆかりの場所をご紹介しました。650年以上続いた王朝ですから、それを支えた建物、美術品もかなり見応えがありますね。それにしても150年で世界は大きく変わったようです。今回の訪問、今日のこともまた、歴史に刻まれてていくのではないでしょうか。

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