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【洗脳の解き方】ネットワークビジネスから抜け出せなくなるカラクリ

2020/03/26
 
【ネットワークビジネス洗脳と解き方】抜け出せなくなるカラクリ
この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

この記事では、洗脳を解くヒント、ネットワークビジネスにハマっていくメカニズムを解説していきます。「経済セミナー」「自己啓発セミナー」色々な肩書きを巧みに使い、勧誘行為のための場所があちこちに存在しています。行動力のある若い人たちは、自分の身を守るために。自分でも気づかぬうちにハマってしまう可能性があることを知っていただければ幸いです。

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なぜ、この話しをするのか

【ネットワークビジネス洗脳と解き方】抜け出せなくなるカラクリ

最近は企業や大学も積極的にセミナーを取り入れており、若者も「セミナー」というものに抵抗を感じずらくなっている節があります。

  • 自分を成長させる為に学んだり
  • お金を投じること自体に害はないのですが、

根拠のない虚像をそのまま盲信して他人巻き込んでしまうと、自殺や訴訟などの重要な事態にも発展しかねません。『お金儲けや生き方』はそれぞれの自由ですが、どんな形であれ「お金をもらう」事の責任を認識することは大切です。ひとりひとりが責任のある行動し、人と社会と関わっていく、それが何より自分の豊かさに繋がっていくことを再度認識し、嫌な思いをする人がひとりでも減ることを願いこの記事を残します。(実体験についてはコチラ:【恐怖の洗脳体験①】実際の勧誘プロセスを全公開)

 

ネットの情報はウソ、という見解について

【ネットワークビジネス洗脳と解き方】抜け出せなくなるカラクリ

ネットワークビジネスにハマっていくと「マイナスな情報=自分たちの成功を邪魔する悪い物と捉えるようになっていきます。「自分たちと世間は違うのだ」という二元論から、「内と外」という関係を作っていくのは、実際にカルト宗教などにも取り入れられて社会問題になっている部分ですが、マインドコントロール下にあるとその不自然さには気づかないことが大半です。

思い切って踏み出すことを「チャレンジ」と捉える人がいますが、勇敢なことと、軽率なことは違います本当に自分の描いた夢を、やるべき事を成す為には、やるべきで無い事、ネガティブ(自分にとって一見不都合だと思える情報)も知っておく必要があるのです。

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本当は怖い、自己啓発セミナー

【ネットワークビジネス洗脳と解き方】抜け出せなくなるカラクリ

ネットワークビジネスでは、高確率で土日にセミナーが開かれます。自己啓発セミナーの起源は「リーダーシップ・ダイナミックス・インスティテュート」を設立し、自己啓発をセミナービジネス化したアメリカのウィリアム・ペン・パトリックにあるといわれています。

自己啓発セミナーの起源

洗脳のカラクリ

そのセミナーの実態は、

  • 睡眠時間を削られたり
  • 恥談の告白を強要されたり
  • 失敗談を嘲笑されたりすることによって、

理性を脱し、自分の殻を破る一種のマインドコントロールのようなものでした。日本においては1973年頃、化粧品を商材にマルチ商法を行なっていたアメリカの企業が、販売教育として持ち込んだのが大きな普及のきっかけとなったと言われています。

 

自己啓発セミナーはそもそも、洗脳のためのモノだった

【ネットワークビジネス洗脳と解き方】抜け出せなくなるカラクリ

つまり、そもそも、自己啓発セミナー自体がマインドコントロールのために作られたものなのです。

その手のセミナーでは、激しい感情の起伏を体験させて、理性的な判断を鈍らせていく手法がとられています。『そのポジティブシンキングはやめなさい (あおたけふみ著)のなかに マインドコントロールの3ステップが非常にわかりやすく書かれていたのでご紹介します。

 

マインドコントロールの3ステップ

段階① 意識解凍、固定観念をぶっ壊す

まずターゲットを小さな会場などに誘い、感情のジェットコースターを体験させます。

  • 自分の辛い過去を話したり
  • 大袈裟なリアクションなどで、共感しあったり
  • はたまた褒めあいで、承認を与えたり

こういった感情を大きく揺さぶるような体験を、集団のなかで積み重ねていくと感情は混乱をきたすそうです。こうなると、どんなに強固な精神を持っている人でも、簡単に理性的な判断がくだせないような状況がうまれるのです。

 

段階2 意識の改革、新しい概念を植え付ける

理性が効かなくなったところで「新しい価値観」を埋め込むのがネットワークビジネスの特徴です。この価値観というのは殆ど「運営側に都合の良い解釈だったりするのですが、金持ち父さんや貧乏父さん、自分を安売りするのは”いますぐ”やめなさい、 トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」など実際にベストセラーになっている文献や、堀江貴文やキングコングの西野さん、孫さんといった巷でも有名な実在の人物の言葉を巧みに織り交ぜてくるので、あたかもソレ (教え込まれる新しい価値観)が「成功するためには不可欠」だと錯覚させられてしまうのです。

その状態で、

  • 本当にやりたいことは何か
  • その人生で本当に満足しているのか、
  • 自分の実力はそんなものなのか

と何度も問われると、「今までの自分は偽物なのかもしれない」「本当の人生を生きなくてはいけない」といった理性の外れた思考が自分のなかに湧いてくるのですね。

 

段階3 意識の再凍結、

人はなりたかった自分』と『いま目の前にある現実』との間にあまりにも大きな差があったとしても、

  • 折り合いをつけて、
  • またはそれを埋めるために自ら努力を積み重ね、
  • バランスを取りながら社会生活を送っていくもの

ですが、頑張ってきた自負があったり、真面目な人ほど、「私は我慢させられてきたんだ」「本当の居場所はここだった」と、いままでの自分が間違っていたここが正しい、と初めて自分の本当に価値が認められたような錯覚に陥り、

  • じゃあ、本当に自分のために生きるにはどうしたらいいのか
  • この人たちといたら成功できるかもしれない

と、深入りしていくようになるのです。

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何故、マインドコントロールに気付かないのか

最初は怪しんでいた人も、組織内に存在する成功者の話しの中に、

  • いままで自分が信じてきた価値観や、
  • 耳にした言葉が出てくると

そこに巧みに織り交ぜられる都合の良い話しも、全て正しいかのように感じてしまうのです。

 

ネットワークビジネスの成功率 (約94%が収入ゼロ)

統計から見ると月に100万円以上を稼ぐ人の割合は0.4% に過ぎず、 単数字だけを考えれば 1万人に4人でしかないのですが、これはネットワークビジネス界でも成功して、年収何千万を稼ぐ人が確かに存在していることを同時に証明しています。

ネットワークビジネス 成功率

(画像:洗脳と解き方|マインドコントロール下の思考例参照 画像載禁止)

 

上手な嘘をつくコツは、9割の真実に1割の嘘を混ぜることだと言われますが、このような簡単な心理トリックでも、

  • 軽いお茶やメール、成功者の話しをきく
  • (都合よく) 勧められた本を読んだり
  • キャッシュフローゲーム等の遊び体験

絡めるようにして積み重なっていくと怪しむことすらなくなっていくので、マインドコントロールは思うより簡単で強烈で、誰もがかかる可能性があることを認識しておく必要があります。

 

勇敢なことと、向こう見ずことは違う

ネットワークビジネスでは、一番コミュニティに貢献した、または成果を出したといった『誰よりも行動した人』『チャレンジした人』が承認されていきます。(参考記事:【恐怖の洗脳体験②】マルチ商法、本格始動後の活動プロセス)

危険性を感じる感覚が麻痺している状態で、色々な行動を起こす』のは、本来危険なことです。

  • 「夢のため」と言いながらも、
  • 貯金を切り崩して、自分で購入したり、
  • ローンを組んで見かけの実績を作ったり、

本来ならよく考えなければいけない決断も、期限があるから」「結果を出せば回収できるからといって自分に都合のよい解釈をして簡単にヨシとしてしまう 。「行動力」「チャレンジ」という言葉は一見響きがいいのですが、自分では行動的になって充実しているつもりが、実は理性的な判断が下せなくなっているために、行動一つ一つが「軽薄」になっている可能性を自分でしっかりと認識する必要があります。

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どんなものでも、綺麗事だけでは稼げない

  • 紹介制のビジネスはよくあるし、違法ではない (携帯会社にも紹介割がある)
  • 良い商品(仕組み)を広めて、みんなで幸せになりたい

と言っても、それは名目だけの問題で、んな形であれ金を受け取っている以上はビジネスです。そういう組織(仕組み)の傘に自分が入るということは、

  • 自立した他人も巻き込んでいく可能性があることを理解して
  • しっかり金儲けとして認め、責任と覚悟を持ってやっていかないと

自殺や裁判といった思わぬ事態も招きかねないのです。

 

何かあったとき、責任をとるのは結局自分

本当は小さな不安であったり、些細な心配だった時から認識して、実際に大きくなる前から心の準備をしておけばいいのですが、「(信じている)成功者のマインド」を実践していると、物事を正確に認識出来なくなっていくわけです。

そしてある日突然現実の大きな問題になって目の前に現れた時、「マインド」だけでは誤魔化しきれないような現実に直面してしまう可能性があります。大きな精神的ショックを受けるのも、最終的な責任を取るのも結局は自身なのです。

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あとがきにかえて

ビジネスは悪いことではないです。それで本人も満足して、一緒にやってる人間も納得して、誰にも迷惑かけないのであれば、何をやるかは本人の自由だからです。たしかに会社だけにとらわれるのはキツいと私も思います。だから副業として通訳・翻訳の仕事も受けますし、いつ何があってもいいように複数の仕事を選べる状態を作るようしています。

ただし、自分が良いと思い起こした行動が、周りへどんな影響を与えるのか。

  • 教えてもらったタメになること
  • 成功のための価値観を妄信的に信じ過ぎると
  • 後で「えらい目に合う可能性」がある

ことを、どこかで教えてもらう必要があるのかなと、そしてそういった情報に触れることの出来る場所が増えるといいなとおもいます。実際に洗脳にあい、抜け出すまでの体験談はこちら(【恐怖の洗脳体験】実際の勧誘プロセスを全公開 )に記しております。結構ヘビーなので、ご注意を…

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この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

Comment

  1. 坂倉 より:

    いま、まさに家の母がマルチに完全に洗脳され、そのセミナーをききに今日香港へ向かいます。わたしは母からすこし話を聞いた事、母の行動とテンションがおかしい。ワクワクしていると気持ち悪さをおぼえ、会社を検索したところ被害者の方々の話や被害者の会のかたと連絡をとりあい。どうにか洗脳をとこうとしましたが、恐ろしいです。私を敵みたいに傷つく事を平気でいい、私がすることにたいして、インターネットは信用できない
    この会社はまともだ。邪魔をするな。自分の金なんだから迷惑はかけてない!もう、どうにかなりそうです。

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