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【恐怖の洗脳体験①】組織との出会いから勧誘、脱退までを暴露

2020/04/20
 
マインドコントロール 体験談
この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

ネットワークビジネス自体は合法で、どんな手段で稼ぐかも本人の自由です。そしてその手段をつかい、実際に成功している人、そのなかには心根の優しい人がいることもまた事実です。問題は巧みに配置された心理トリックのために、マインドコントールにかかり、ソレだとわからないまま盲信し、他人を巻き込んでしまう事の怖さです。自分の行動に責任つことが思わぬ事故を防ぎ、社会の豊かさに繫がっていくことを信じこの記事を残します。

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実際に体験した勧誘のプロセス

実際にどのようなプロセスで、洗脳にハマり、周りを信じのめり込んでいったのか、時系列で綴っていきます。書いていて恐ろしくなりますが、マインドコントロールってほんと簡単で強烈なので、こういった事があったら、ほんと、さっさと逃げてくださいね、かかってからでは遅いですから。

 

① 野外イベントでネットワーカー(紹介者)から声かけ

出会ったのは、横浜でひらかれた野外フェスでした。7歳くらい年が離れた気さくなお姉さまで、声をかけてもらい、その後合コンや、イベント等様々なものに誘ってもらいました。ここに書くのが申し訳ないくらい優しい、心の暖かい方で、転職や人生の相談に乗ってもらうような関係でした。

何度か「 尊敬する人がいて色々勉強しているんだ 」「 紹介したい人がいる 」と、分かりやすい言動もあったのですが、何人か紹介されるうちにそのお姉さんが周りに愛されていることを知り、月日が重なり、色んな人を紹介されるうちに警戒心が解け、「この人なら大丈夫だろう」と疑わなくなっていきました(その人たちはみんな組織の仲間でいわばサクラでもあったのですが)

 

②「自分が変わるキッカケになった人」を紹介してもらう

月日がたつにつれ、お姉さんの周りの(ネットワークビジネス関係の)人とも関わりが出来ていきました。最初は女子会程度の雑談紹介だったのですが、脱サラをしたという女性

  • 経営の勉強をしているという男性、
  • 経営者になって何億も稼ぎ、タワーマンションに住んでいる男性

徐々にレベルがあがっていき、違和感が薄れていったのです。おそらく会っていきなり、タワーマンションに連れて行かれたら気付くと思うのですが、カフェでの軽いもの、ホテルのロビー、マンションと段階を踏まれると麻痺するのか、全く警戒しなくなっていきました。

「ネットワークビジネス」の話しを出されることはなかったのと「リッチウーマン」や、「金持ち父さん貧乏さん」といった書籍を勧められ、それに基づき『自分の先の人生についてお話しをする時間』だったので、有難いなくらいに思っていたのです。

 

③ 勧誘の定番、「リッチウーマン」と「金持ち父さん貧乏父さん」

この2冊は、よくネットワークビジネスの勧誘本として名前が上がるものです。「TOP1%だけが知っているお金の真実」「自分を安売りするのは今すぐやめなさい」「ハイスコア」なんかも使われているみたいですね。この本のなかでは、

  • 会社員が「給料日(目先の餌)を目掛けて走る貧乏な人」
  • 経営者や投資家は「不労所得(自分は動かず、お金でお金を増やす)で生活する裕福な人

として例えられています。以前【ネットワークビジネス】洗脳と解き方|ハマるカラクリにも記載したのですが、洗脳の手法のなかには「感情を揺さぶる(不安をやたらと煽る)」というものが存在します。

 

人の不安を極度にあおる

リッチウーマンは、読み方によっては将来への不安を煽る効果があります。

  • 会社員生活だけでは生きていけないのでは
  • 経済的自由を手にしないと、損をする

などなど、無駄に不安を煽るような事が延々と書かれている のです。Rich dad companyというお金の教育会社が販売している本なので、よく考えるとただ自社商品の購買を促しているだけなのですが、これがネットワークビジネス成功者の言葉と連動すると、「この人だけが、不安から抜け出す道を知っている」ように思えてくるのです。

 

④「給与が安い」忙しい」時ほど、「経済的自由」に惹かれていった

いままでの傾向を分析すると、給与が安いや、休みが取れない等、会社員生活に不満が募った時ほど、誰か紹介してもらう時間が増えていきました。自分は9時まで働いてクタクタなのに、組織(ネットワークビジネス集団)の飲み会では、みんなが楽しそうで、優しくてキラキラして見えたのです。

本当のところは参加者はものすごく忙しいのですが、サークル飲み会は勧誘(マインドコントロール)が進行するチャンスなので疲れは見せません。それがうまく機能して、次第に自分も「この人たちと一緒に学べば、人生をもっと良い物に出来るかもしれない」と思うようになっていきました。

 

⑤ 作られた状況で、「私も一緒に学ばせてください」と自らお願い

「一緒に学んでいきたい」は紹介者の意図ですが、マインドコントロールが進行していると、「そう思うような状態が作られている」にも関わらず、あたかも「色々な体験をして、知識をつけた結果、自分が学びたいとおもった」と思うよう、思考が変わっていきます

その手の飲み会では、仲間(ネットワークビジネス集団)が、付かず離れずで、「私にも出来たんだからNaaちゃんも出来るよ!」と鼓舞してくれるので「一般の人は勇気を出していないだけで、勇気を出す私は変われるはず」と自分に都合の良い解釈をしてしまうようになります。

ネットワークビジネスにおける理想の洗脳は「自らやりたいと願い、申し出ること」なので、まんまとハマっていたのですが、「今やらないとえらいことになる」と未来への恐怖が優っているので、多少の事は気にならず、むしろ「断られたらどうしよう」といった恐怖のほうが強かったかもしれません。

 

⑥ 準備期間でお引越し、気が付いたらセミナーに参加していた

「本気かどうか見極めるため」と言われ、準備期間の1ヶ月で、

  • 数冊の本を読み込み
  • 課題(読書感想メール)を提出
  • 週2回の勉強会への参加(メンタルトレーニング)

といった課題を、必死でこなしました。未来への不安と恐怖で心が支配されていることに加え、平日は昼間仕事をして、夜は勉強会と忙しい日々が続き、さらに。

「早く成功する為には、職住接近が必須」と説得され、家探しも重なったため、毎日が睡眠不足。意識が朦朧とするなかで、倒れそうになりながら、何とか引越しを終えると、リーダーから「これから一緒に頑張っていこう」とようやく承認がおり、秘密保持契約にサインをし、いよいよ「セミナー」がスタートしたのです。

 

(【恐怖の洗脳体験②】マルチ商法、本格始動後の活動プロセス) へ続きます。ここからはもっとヘビーになっていきますのでご注意を… 。

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この記事を書いている人 - WRITER -
バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

Comment

  1. ぷー より:

    ネットワーク流行らん方がいいです
    ↓↓2015年投稿で古いけど説得力あります

    https://youtu.be/hQNkcfhzv18

    • Naa より:

      見させていただきました!
      これを先に見てたら、もっと早く抜けられていたかも……..
      たしかに、いくら稼いでも、わたしネットワークビジネスやってるんだ
      って胸張っていえる人ってどのくらいいるんでしょう(´・ω・`)

  2. うーん、マルクス先生 より:

    ア〇〇〇イで年収数千万とっているような人が講演しているのをツベでもみられますが、なんでしょうね。
    儲けたいとかそういうのは全然分かるんだが、張り付いたような笑み・カラ元気・ロボット的なユーモア・
    取り巻き達のどっと笑うタイミングのズレのなさ・信仰めいたトーク(最初から終わりまで
    完全に自分と商品を信じ切ってます、っていうノリ)・・・・正直に言えば、「気持ち悪い」
    まあサイコ〇スの類ではなくて悪い人ではないと思うけど、極めて「疎外」された人間像だと思うのです。
    アメリカ人のビジネスって全部あんな感じなんですか? 
    だったら反米になります。

    • Naa より:

      うーん、ほんとうにそうですね…。それを感じてらっしゃるのは「健全な証拠」だとおもいます。アメリカのビジネス…はまた別物で消費者相談センターの方も「ビジネス云々より、この場合怖いのはマインドコントロールですね」とおっしゃっていました。なので、トップの思惑で「洗脳に引っかけられた人たち」が増えることが、問題といいますか….。本当に洗脳って一回かかると抜けられないものらしいです。これ以上被害者がでないのを祈るばかりですね…。

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