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【恐怖の洗脳体験①】実際の勧誘プロセスを全公開

2019/05/23
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

 

こちらの記事では、実際ネットワークビジネス組織と出会い、辞めるまでの経緯を赤裸々に記載していきます。ネットワークビジネス自体は合法で、どんな手段で稼ぐかも本人の自由です。そして、実際に成功している人、そのなかに心根の優しい人がいることもまた事実です。問題は巧みに配置された心理トリックのために、ソレだとわからないまま盲信し、他人を巻き込んでしまう事の怖さです。

自分の行動に責任つことが思わぬ事故を防ぎ社会の豊かさに繫がっていくことを信じこの記事を残します。

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実際に体験した勧誘のプロセス

 

ここからは、実際にどのようなプロセスで、洗脳にハマり、周りを信じのめり込んでいったのかを前編、後編に分けて綴っていきたちと思います。書いていて恐ろしくなりますが、マインドコントロールってほんと簡単で強烈なので、こういった事があったら、ほんと、さっさと逃げてくださいね。かかってからでは遅いですから。

 

① 野外イベントでネットワーカー(紹介者)から声かけ

出会ったのは約6年前の野外フェスでした。7歳くらい年が離れた気さくなお姉さまで、声をかけてもらい(ナンパ)、その後合コンや、イベント等様々なものに誘ってもらいました。ここに書くのが申し訳ないくらい優しい、心の暖かい方で、転職や人生の相談に乗ってもらうような関係でした。

何度か、「尊敬する人がいて色々勉強しているんだ」、「紹介したい人がいる」と、分かりやすい言動もあったのですが..、何人か紹介されるうちにそのお姉さんが周りに愛されていることを知り、月日が重なり、色んな人を紹介されるうちに警戒心が解け、「この人なら大丈夫だろう」と疑うことを辞めていくようになりました。

 

②「自分が変わるキッカケになった人」を紹介してもらう

関係が近づくにつれ、お姉さんの周りの(ネットワークビジネス関係の)人とも関わりが出来ていきます。最初は、女子会程度の雑談紹介だったのですが、徐々にレベルがあがっていき、脱サラをした」という男性、「経営者の勉強」をしているという男性、すでに「経営者になってタワーマンションに住んでいる」男性

おそらく会っていきなり、タワーマンションに連れて行かれたら気付くと思うのですが、カフェでの軽いもの、ホテルのロビー、マンションと段階を踏まれると麻痺するのか、全く警戒もしなくなっていきました。

何れも「ネットワークビジネス」の話しを出されることはなかったのと「リッチウーマン」や、「金持ち父さん貧乏さん」といった書籍を勧められ、それに基づき「自分のこの先の人生についてお話しをする時間」だったので、有難いなくらいに思っていたのです。

③ 「リッチウーマン」と「金持ち父さん貧乏父さん」

この2冊は、よくネットワークビジネスの勧誘本として名前が上がるものです。「TOP1%だけが知っているお金の真実」「お金2.0」「ハイスコア」なんかも使われているみたいですね。ソレだと知らない人に取っては、お金についての新たな先入観が芽生える本でもあります。この本のなかでは、会社員が「給料日(目先の餌)を目掛けて走るラットレースで生活する貧乏な人」に例えられ、経営者や投資家は「不労所得(自分は動かず、お金でお金を増やす夢の生活)で生活する裕福な人」として例えられています。

過去【ネットワークビジネス】洗脳と解き方|ハマるカラクリにも記載したのですが、洗脳の手法のなかに「感情を揺さぶる(不安をやたらと煽る)」というものが存在するのですが、リッチウーマンは将来への不安を煽る最適な効果を発揮します。「会社員生活だけでは生きていけないのでは」「経済的自由を手にしないと」と無駄に不安を煽るような事が延々と書かれています。Rich dad companyというお金の教育会社が販売している本なので、よく考えるとただ自社商品の購買を促しているだけなのですが、これがネットワークビジネス成功者の言葉と連動すると、あたかも目の前の人が「この人は不安から抜け出す道を知っている」ように思えてきてしまうのです。

④「給与が安い」「忙しい」時ほど、「経済的自由」に惹かれていった

いままでの傾向を分析すると、「給与が安い」や、「休みが取れない」等、会社員生活に不満が募った時ほど、誰か紹介してもらう時間が増えていきました。自分は9時まで働いてクタクタなのに、組織(ネットワークビジネス集団)の飲み会に行くと、皆笑顔で楽しそうで、優しくてとてもキラキラして見えました。

本当のところは皆忙しい筈ですが、勧誘(マインドコントロール)が進行するチャンスなので疲れは見せませんし、こちらも気付きません。次第に「この人たちと一緒に学べば、人生をもっと良い物に出来るかもしれない」と思い始めるようになっていったのです。

⑤ 作られた状況で、「私も一緒に学ばせてください」と自らお願い

「一緒に学んでいきたい」は紹介者の意図ですが、マインドコントロールが進行していると、「そう思うような状態が作られている」にも関わらず、あたかも「色々な体験をして、知識をつけた結果、自分が学びたいと思った」と思うよう、思考が変わっていきます。

異業種交流会では、仲間(ネットワークビジネス集団)が、付かず離れずで、「私にも出来たんだからNaayaちゃんも出来るよ!」と鼓舞してくれるので「一般の人は勇気を出していないだけで、勇気を出す私は変われる筈」とかなり自分に都合の良い解釈をしてしまうようになります。

ネットワークビジネスにおける理想の洗脳は「自らやりたいと思い、自ら申し出ること」なので、まんまとハマっていたのですが、「今やらないとえらいことになる」と未来への恐怖が優っているので、多少の事は気にならず、むしろ、「断られたらどうしよう」といった恐怖のほうが強かったかもしれません。

⑥ 準備期間でお引越し、気が付いたらセミナーがスタート

本気かどうか見極める為」と言われているので、必死で課題をこなしました。準備期間(1ヶ月)で、数冊の本を読み込み、課題(読書感想メール)を提出、週2回の勉強会への参加(メンタルトレーニング)が必須でした。未来への不安と恐怖で心が支配されている事に加え、平日昼間は仕事、平日夜は勉強会と忙しい日々が続き、更に、

早く成功する為には職住接近」との説得(ほぼ強制)があり、家探しも重なった為、毎日が睡眠不足。意識が朦朧とするなかで、倒れそうになりながら、何とか引越しを終えると、リーダーから「これから一緒に頑張っていこう」とようやく承認がおり。秘密保持契約にサインをし、いよいよ「セミナー」がスタートしました。

 

この後いよいよ「活動」が始まるわけですが、後半(本格始動編)へ続きます….

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち、英会話スクールの公式カウンセラーを併任。

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