【東京、人多すぎじゃない】カオスな都市で感じる空虚感

洗脳・マインドコントロール

 

東京でも優しい人は結構いるものだ。財布を後ろにいたおじさんが拾ってくれたこともあるし、通勤の波にのまれてスマホが人とともに電車のなかに吸い込まれて、必死で渡してくれたお姉さんもいた。傘を落としたら工事場のにいちゃんが笑顔で「おとしたよ!」って追いかけてきてくれたこともあった。

そう、心あたたまることだっていっぱいあるでもなぜ通勤列車やスクランブル交差点になると、みんな自分のことしか考えられなくなるのだろうか。今日はそんな東京の不思議をまとめてみたいとおもう。

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新宿駅のカオス、通勤電車ではみんな理性を失うほど

通勤ラッシュはひどい一本電車が遅れるとホームにはあふれんばかりの人でごったがえす足を踏まれるわ、ぶつかられるわ、でも「すみません」ってひとを気遣うひとって案外少ない押し合うのは普通だし、みんないそいでいるから、人そっちのけで自分こそはと電車に乗り込むみんな人の顔はみていない、みているのは電車の時間と行き先と手元のスマホだけ。まるで意思のない、幽霊のように改札にはいって電車に吸い込まれていく。

 

電車のなかでは、なぜかいきなり皆が敵

整列乗車で並んでいてその前の黄色い線ギリギリを大量のひとが通る、荷物が普通にガンガンあたってくる、痛い、でも振り向かない。どうして皆ホームや電車内だとまるで敵のように「謝らない」を貫くのだろう。

人間だけが理性と感情を持つのなら、それがない集団はもう猿山といっしょじゃないかせっかく与えられた想像力を使うどころか、電車に乗るたびにそれを、感情を失っていくようだ。

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隣にだれが住んでいるかはもはや謎

とくに一人暮らしにもなると、女の子は安全のためにもあえて挨拶にいかない子も増えているよう。このご時世それもある意味懸命な選択肢であり、もちろんきちんと挨拶にいく人だっている。でも人の入れ替わりは激しく、いつの間にか知らない人に変わっていたりする。もはや上下は誰がいるかわからないことだって多い。

 

近くの手より、国にどうにかしてと訴える

子供には、「知らないひとについていっちゃいけない」と、信じるより疑うことを教えなきゃいけない。同じアパートやマンションのなかには育児休暇を取り、出産後子供とふたりで不安な日々を過ごすお母さんもいれば、孤独を感じているおばあちゃんもいる。話し相手が欲しい、何人もの子供を育てた知恵があるおばあちゃん育児に戸惑い少しでも誰かに頼りたいお母さん供給と需要は一致しているのに、お互いにシェルターに篭ったようにそこがあわさることはない。それぞれが孤独をかかえて、福祉の充実を叫ぶ。それよりできることが他に、さきにあるのではないだろうか。

 

ひとを騙そうとするひとが、結構な数いる

そしてこわいのが「隙あらばひとをだまそうとするひと」結構いることです。ネットワークビジネス、マルチ商法、結婚詐欺、オレオレ詐欺、マンション投資、あたかも善人ずらして近づいてきたと思ったら、最後には気持ち良いくらいに消えている。もうこれは、「そういうひとはいるから、自分は騙されない」「そういう生き方はやだな」と割り切るしかない。なんでだろうと考えても、騙す人の気持ちはわからないのだ。

 

騙してくるひとって、だいたい愛想がいい説

ただ騙すひとが常にこんなかんじで、わかりやすくて、表に出てきてくれたらもっといいのになと思う。そしたら簡単に避けることができるのに、騙してくる人は大抵いいひと(ひとあたりがよくて、一見わるいひとにはみえない)だからこまる。いやに優しかったり、相談にのってくれたり、やたらと飲み会に誘ってくるのは要注意だ、ぜったいになにかある。

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まとめ

 

どこか寂しくて、でもやっぱりいいこともあって不思議な街だとつくづく思う。これだけひとがいるのに、「ひとがいる」というあたたかさよりは、「誰かのさりげない優しさ」や「近くにいるひとの思いがけない言葉」に救われたりする。結論、文句を言いたくもなるけど、やっぱり便利でおもしろい街だなとおもうのだ。

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管理人

歴史オタクの英日翻訳者。

スペインの児童書「ベラスケスと十字の謎 」に魅了され、世界史に夢中に。読み漁った文献は国内外あわせて100書以上。史実をもとに、絵画や芸術品の背景にある人間ドラマを炙り出します。

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