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見た目は経営塾、中身はマルチ商法【あなたは大丈夫?】

2019/03/05
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

はじめまして、結果良ければ全て良し、働くけど働かない女、Naa(@GogakuKimamani)です。

前回の記事【ネットワークビジネス】友達なくした私の末路|洗脳ってこわいに続き、今日は外見は経営塾(ビジネススクール)、中身はネットワークビジネスちょっと変わった商法を解説していきたいとおもいます。

手を変え品を変え生き残っている組織があるのも事実で、一般の人は気付きにくい傾向がありますが、いろんな手法で勧誘の魔の手が潜んでいることも知っておくといいかもしれません。

① 表向きはビジネススクール、中身は連鎖販売取引

表向きは「経営塾」や「独立支援」「ネットを使った副業を教えるビジネススクール」であっても、その実態は一般的なビジネススクールではなく、連鎖販売取引」であり、障害を持つ方や、一般的なビジネスの経験が乏しいひとをターゲットにして積極的な勧誘活動を行なっている団体もあります。

組織に属している人が「ノウハウ等のサービス」を餌に、新たな会員を勧誘する。直接新規の会員(パートナー)を獲得すれば、組織から「新規紹介手数料」などの報酬が支払われる仕組みです。

 

② 自分が直接勧誘した人数で、報酬が変わっていく

ネットワークビジネスは、一般に知られている、「物を販売した分だけ手数料を取る」というシンプルな形態だけではありません。組織によっては、自分のダウン人数に応じたベースコミッションを元にした報酬が受けられる、と混みいったものもあります。自分から始まる人数が増えて行くほど自分が得られる報酬があがっていくという仕組みです。

もちろんこれは自分で勧誘をし、系列を作ってそこに人が在籍していなくては発生しません。つまり、自分の配下の大会を防いだり、配下が行う勧誘活動を手伝うことが、属している組織からの報酬につながっていくのです。

※報酬額決定表の一例 組織図において、対象者が取得しているベースコミッション額に対して計算%を掛けた金額が、育成コミッションとして支払われる

 

③「モノとしての商品」の流通はなく、月謝や商品購入で成り立つケースも

「モノとしての商品」の流通はなく、組織に入会し、月謝またはイベント代金、教材費や、トレーニングをうたった商品購入で、「稼げる方法を教える」という、ビジネススクールのような名目で運営されているケースもあります。ネットワークビジネスを行なっているところは、こうしたポジションによって得られる報酬をしばしば「権利報酬」「不労所得」と呼びます。勧誘時によくあるのが「会社員の先は見えている、権利報酬を稼ぐ方に力を使おう」とか、「月に数万円の不労所得がはいってくる」といった話ですが、既に何千人もいる組織では、稼げる階層は既に埋まってしまっているので、新たにはいってきた新規会員が報酬を得るのは難しいのですが、勧誘活動では、「いまだ先行者利益が望める」と豪語し未だ組織が拡大しているような説明を行なっているケースもあるようです。

 

③ ダミー会員の存在

運営側にいる人が、最初の方でダミー会員を数多く入会させるといった場合もあります。人の名前を借りたりしてダミー会員を作り、最初から運営幹部が上位の椅子を独占することで、きっかり下部会員からお金を吸い取る仕組みを作ってしまう、という方法です。もちろん実態のない会員の入会は、規約違反になるのですが、大元の運営が行なっていると、「誰もわからない」ということになります。

なかにはプロ会員と呼ばれる、勧誘能力に優れ集客力を持っている人を収集すると行ったケースもあるようです。立ち上げ時に外部から呼ばれてくる有力なプロ会員もまたダミー会員を用意していたり、子分にあたる「マルチジャンキー」と呼ばれるような、勧誘のプロを抱えていたりもするようです。お金が絡むってこわいですね…事実は運営元しかわからないのかもしれません。

 

④ 見えない階級差

会員は、なんとなくピラミッドになっている事は理解していたとしても、どこまでの階層が利益を受けて、どれだけの人が損するだけの立場になるのかは把握できていないことが多いようです。どう考えても儲かる立場になれそうもない下位会員も、頑張れば権利報酬を受ける側になれる、と信じて熱心に勧誘をしている場合も珍しくないのです。

上位会員やセミナー講師というような立場の人からの適当な説明を信じ込んで、自分が「教えてあげる」立場だと思い込んでいたりします。じっさいに教えられている説明というのは、際限なく会員が増え続けるのが前提であったり、肝心な報酬の部分で全体と個人をまぜこぜにしたごまかしがあったりするのですが、運営者側はそうしたことに「気付かせない」ようにマインドコントロールを行い、熱心な勧誘者に仕立て上げているといった背景があるのです。

 

おわりに

 

今回の話しをまとめると、

  • 商品販売でなくても、連鎖販売取引をうまく活用している事例がある
  • 誰がいくら、どんな形で報酬を貰っているのか透明化されていないことが多い
  • それでも下位会員が熱心に勧誘するのはマインドコントロールにかかっているから

まだはじめたての頃に入った人は儲かったのかもしれませんが、全く同じレベルで稼げることはないようです。それをあたかも同じように「お前も頑張れば出来る」と言い続ける生活ってどうなんだろうか..。この仕組みで稼いだ人の幸せって、何なのだろうか..

(参考:【ネットワークビジネス】洗脳と解き方|マインドコントロール下の思考例

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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