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マルチ嫌いの私がネットワークビジネスのセミナーに参加してみた

2019/03/06
 
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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

 

はじめまして、結果良ければ全て良し、働くけど働かない女、Naa(@GogakuKimamani)です。

前回の記事【ネットワークビジネス】仕組みを徹底検証|経営塾の実態に続き、今日は、洗脳のキーポイント「セミナー」についてです。実際何が行われ、それがどうマインドコントロールを引き起こすのか分析をしていきます。

段階1 閉鎖空間でターゲットをその気に

勧誘者は何かと理由をつけてターゲットをセミナーに誘いだし、そこでまずターゲットに講師(または上位会員)の話しを聞かせようとします。これは、経済、お金そして朝会や読書会といった一見わかりにくいものもあるかもしれません。講師は場慣れしている話し上手な人が多く、時には来場者を笑わせたり、泣かせたりしながら話しに引き込んでいく術に長けています。

セミナーは、貸し会議室の閉鎖空間で行われることが多く、仲間(サクラ)によるオーバーなリアクションに囲まれとながら、講師からさまざまな成功事例を見せたり、今まで知らなかったビジネスの話しや、成功者のマインドなどの実践方法を説かれたり、だんだんとターゲットをその気にさせていく話しがなされます。

 

段階2 思慮深い人も、騙される巧妙な心理トリック

最初は警戒していたひとも、貸し会議室などの閉鎖的な空間でセミナーという形式を作り、講師という立場の「権威」を持った人物から、馴染みのない単語などを使った説明を受け、会場内に配置された会員(サクラ)達のオーバーリアクションで場の空気に取り込まれると、あっさりとマインドコントロールに陥ってしまう事も珍しくありません。

人は一般的に「権威」「場の空気」といったものに抗いにくいものです。怪しみながらも、一旦組織に属してしまうと、研修や勉強会などの名目で個別の「夢」や「希望」を認識させながら、マインドコントロールが強化され、積極的に勧誘活動を行う会員に仕立て上げられていくのです。

段階3 最初はカンタンな手伝いから、ハマっていく

巧妙なところは、最初から積極的に介入してくるわけではない、ところです。例えば最初は、一般の参加者として「セミナーに参加するだけ」など、(実際はリアクションの演出をするサクラのような活動なのですが)、「話しの良いタイミングで頷く、反応が良いと講師側から良い話しを引き出せる」といった説明を受けると良心の呵責も少なくなります。

こういった誘導は「ローボールテクニック」と呼ばれ、まずはカンタンなお願いからマインドコントロールは強化され、徐々に深みにはまっていき、気がつけば価値観する変えられている危険性もあります。

 

段階4 組織が言うことが、自分の意見になっていく

マインドコントロールが進行すると、「ビジネスオーナーになる」「ビルをキャッシュで買う」一般的な価値観から「自分にはできない事」と否定的な立場をとっていたような事柄であっても、許容するようになります。そこから積極的に肯定するようになり、さらには組織と自分が一体化にするように意識を持つよう仕向けられていくのです。

そうなると、組織に対する一般的な疑問や指摘すらも「自分に対する批判」と受け取るようになります。しかし組織によっては、怖いことに、それを「成長」や「ビジネスの世界がわかってきた」といった言葉で賞賛する仕組みが存在しているところもあります。このトリックに巻き込まれると、気がつけば組織外の人間と距離を取るようになり、さらに組織にのめり込むといったサイクルに巻き込まれていく可能性もあります。

 

段階5 一般的な社会常識がなくなっていく

ネットワークビジネスの組織に長く属し、マインドコントロールにどっぷり浸かってしまうと、社会的な倫理観より、「ネットワークビジネスをやっている仲間との繋がり」のほうが重要に思えるようになってきます。

一般的な社会常識から忠告してくれる人よりも、「ネットワークビジネスの仲間」の言葉に重きを置くようになっていくのです。それは一般常識から外れ、組織内で「よしとされる」価値観によっていくことに他なりません。

組織内ではよく、つながりや人脈といった言葉が多用され、さも価値のある物かのように集団内で語られますが、実際の社会では、「黒い人脈」という言葉があるように、それは社会的にマイナスの評価を受ける「つながり」や「人脈」なのかもしれません。

おわりに

 

こちらの記事では、セミナーでマインドコントロールがかかるカラクリを解説しました。【ネットワークビジネス】洗脳と解き方|ハマるカラクリでも触れたのですが、人は簡単に騙される、ということを今一度思い出し、大勢の人と関わる場面ではカンタンには信用しない些細な違和感を感じるうちに親族に相談、など、早め早めの手が思わぬ事態を防ぐのかもしれません。

 

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バンクーバー留学後、現地貿易会社にてインターン。貿易職を5年、世界30カ国以上の取引に携わる。通信会社にて通訳、翻訳に従事。フリーの翻訳やイベンター、司会業など複数の職を持ち英会話スクールのカウンセラーを併任。ダーリンはアメリカ人、ゆるゆる仲良くやっています。

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