贅沢の限りをつくして国民からひどく嫌われ、断頭台にあげられた王妃マリー・アントワネット。その美しさは時代を越えて現代の人をも魅了するほどでありました。この記事では、その生涯を経て『最も美しい悲劇』と呼ばれたマリー・アントワネットの肖像画をまとめました。
※引用した画像の著作権は各々の作者に帰属します。著作権法32条(引用)に従って掲示させていただきます
アントワネットの肖像画 25枚
若き日のマリー・アントワネット
幼い頃のマリー・アントワネット (ピンクのドレスを着て)
狩猟にいそしむマリー・アントワネット (母マリア・テレジアのお気に入りの一枚)
13歳のマリー・アントワネットの肖像画
18歳のマリー・アントワネット
20歳のマリー・アントワネット
20歳のマリー・アントワネット
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マリー・アントワネット (推定20歳)
オーストリア大公マクシミリアンがルイ16世とマリーを訪問したときの画 (ヨーゼフ・ホーツィンガー画)
22歳のマリー・アントワネット、サロンにて
マリー・アントワネットの肖像画 (推定28歳)
マリー・アントワネットの肖像画 (推定28歳)
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子供たちといっしょに
マリーアントワネットと子共たち、プチトリアノンの庭園にて(アドルフ・ウルリッヒ・ヴェルトミューラー画 1785年)
33歳のマリー・アントワネットの肖像画
マリーアントワネットと子供たち (推定32歳)
マリーテレーズと膝の上にいるのがのちのルイ17世 ルイ・シャルル
母親らしい彼女を表現するために、シンプルながら風格のある服装を強調しているのが特徴
33歳のマリー・アントワネット
35歳のマリー・アントワネット
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逮捕後のマリー・アントワネット
逮捕される国王一家 マリー・アントワネット推定36歳
37歳 幽閉中のマリー・アントワネット
タンプル塔に閉じ込められたマリー・アントワネット
38歳のマリー・アントワネット
晩年のマリー・アントワネット (裁判の様子)
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マリー・アントワネットの処刑シーン
断頭台へと向かうマリー・アントワネット
ギロチン後、頭を民衆へとさらす死刑執行人
マリー・アントワネット処刑直前に描かれたスケッチ
これを描いたのは、のちにナポレオンの宮廷画家をつとめるジャック=ルイ・ダヴィッド。彼女の最後をラフにスケッチした彼は、この革命期を上手にしたたかに生き抜いた人物でありました。
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知っておきたい知識
こちらは推定23歳のマリー・アントワネットです。洗練されていて、類稀なる容姿をもったマリー・アントワネットは、画家にとっても最高のモデルでありました。『赤字夫人』と呼ばれ散財で知られる彼女ですが一番のピークは子供ができるまで、以降は比較的質素な装いを好み母親らしいふるまいをするようになりました。
その様子が肖像画にも繁栄されており、20歳前後までの派手な姿は歳を重ねるにつれて段々と落ち着いていきます。また革命派に捕らえられたあとストレスにより髪の毛が白くなったことも有名ですが、晩年の肖像画には疲れ切った彼女の表情をみてとることができます。酸いも甘いも噛み分けたマリー・アントワネット、時代を越えて愛されるのは彼女の生き様が生々しく刻まれた肖像画が多数存在しているからかもしれません。
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